新城幸也が本拠地レースに出場し、レース会場は大声援に包まれる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

新城幸也が本拠地レースに出場し、レース会場は大声援に包まれる

スポーツ 短信
バンデ地方の熱狂的なファンが会場に詰めかけた
  • バンデ地方の熱狂的なファンが会場に詰めかけた
  • 新城幸也が本拠地レースに出場し、レース会場は大声援に包まれる
  • 終始ハイスピードな展開の集団の中でスプリントに備える新城
新城幸也(ヨーロッパカー)が10月5日にフランスの拠点としている地方で行われたツール・ド・バンデに体調不良を押して出場し、集団のなかでで完走。

フランス中西部に位置するペイドロワール地方のバンデ県で開催されたレースは、この地方特有のアップダウンが連続するコースが特徴で、40年の歴史がある。チームの本拠地ということもありメンバーは新城を含むツール・ド・フランス出場メンバーを中心とした構成。チームバスが会場に到着するとあっという間にファンに囲まれ、身動きが取れない状態になり、スタートサインのステージでは大歓声に包まれるなどの人気ぶり。

チームエースのトマ・ボクレールが自らアタックを繰り返し、逃げを作るレース展開に持ち込み、新城らはゴールスプリントに備えたが、鎖骨骨折から復帰したばかりのボクレールが意地を見せ、最後まで果敢に逃げて3位になった。

「やっぱり地元のレースは声援がスゴい。世界選手権後、このレースに出る予定がなかったため、体調を崩していたこともあって自転車に乗っていなかったので苦しかった。無事にゴールできてよかった」と新城。

体調を考慮して8日にベルギーで開催されるレースを欠場し、ジャパンカップなどのための帰国へ向けコンディション回復に努める。
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