大会期間中から運営の不手際やバドミントン会場に吹いた不可解な風など、様々な問題が指摘されてきた仁川アジア大会。
ボクシング競技で判定を不服とし、銅メダルを受け取り拒否したインドの女性ボクサー、サリタ・デビをめぐっては国際ボクシング協会(AIBA)も巻き込んだ騒動に発展していた。
10月1日の表彰式でデビは、首に掛けられようとした銅メダルを拒否し、銀メダルを獲得した韓国のパク・チンア選手の首に銅メダルを掛けた。
AIBAは、インド代表団がAIBAのウー・チンクオ代表に渡した書簡の中で、デビが表彰式での行為について謝罪したことを明かし、大会組織委員会も受け入れる姿勢を示した。
しかしネットではモヤモヤする人も多い。
「大人の力で最後は選手に詫びを入れさせる。後味悪い」
「トラブル発生し過ぎ」
「判定を受け入れたのではなく、切れたことを謝ったんだね」
「ロイ・ジョーンズ・ジュニアの悲劇再来か」
2018年には冬季オリンピックも控えている韓国。今回の経験を活かせるか。
《岩藤健》
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