【ツール・ド・東北14】パンクしても心強い味方!ボランティアスタッフが参加者の走行をサポート | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・東北14】パンクしても心強い味方!ボランティアスタッフが参加者の走行をサポート

スポーツ 短信
パンク修理中に交通整理してくれました(ツール・ド・東北14)
  • パンク修理中に交通整理してくれました(ツール・ド・東北14)
  • ボランティアスタッフがパンク修理をサポートしてくれます(ツール・ド・東北14)
  • パンク修理中(ツール・ド・東北14)
  • コースを走るスタッフも一休み(ツール・ド・東北14)
  • 宮城県の沿岸部を走ります(ツール・ド・東北14)
  • エイドステーションで麦茶のサービス(ツール・ド・東北14)
  • バナナどうぞ~!(ツール・ド・東北14)
  • 美味しい女川汁がもらえました(ツール・ド・東北14)
サイクリングイベントのツール・ド・東北 2014が9月13日に宮城県の三陸沿岸で開催されました。

今回、そのスタート&ゴール地点の石巻専修大学から南三陸町旧防災庁舎までの往復およそ150kmをロードバイクで実走取材。一般参加ライダーの皆さんと一緒に走った様子を数回に渡ってレポートします。今回はパンクの話。

スタートから50km地点ほど、北上川側を右手に眺めながら走行していると前輪に違和感を感じました。パンクでした。その場所は歩道がなく、車線左側の白線のすぐ横はガードレール代わりなのか延々とロープが張られており路肩も狭いところ。

後続のライダーがどんどん来るので広い場所でパンク修理をしたいところですが、仕方なくその場で作業を始めました。すると「大丈夫ですか?」と背後から声が。一般ライダーと一緒に走行するスタッフの方が止まってくれたのです。

今大会には「クルー」と呼ばれる大会運営ボランティアスタッフがいます。会場案内をする受付や各エイドステーションの誘導などを担当する一般クルーと、コース上を走り参加者をサポートする走行管理クルーです。

事前に一般クルーは750名、走行管理クルーは100名の募集がされています。声をかけてくれたのは、その走行管理クルーのひとり。

予備のタイヤチューブがあって修理も自分で出きることを告げたところ、走行管理クルーさんは数メートル後ろに立ち、手振りで交通整理を始めてくれました。後続のライダーに「ここでパンク修理をしているよ」と促しているのです。

そのおかげで狭い場所でしたがパンク修理を安全に行うことができました。修理中、別の走行管理クルーさんが何人も声をかけてくれるのも心強かったです。

パンク修理が苦手な人でも、サポートしてくれる走行管理クルーさんがいるので安心してイベントに参加できます。ただし走行管理クルーさんはいつでも近くを走っているわけではありません。パンク修理はいつでもできるように練習しておきましょう。

もし予備チューブを持っていなくても、走行管理クルーさんに支給されているチューブを購入することができるそうです。実は2回パンクしましたが、持参していた予備チューブは1本。2回目はパッチを貼って対応しました。

ゴールまで残り25kmほどになった復路を走行中、また背後から声がしました。「あれから大丈夫でした?」と話しかけてくれたのは午前中に交通整理をしてくれた走行管理クルーさん。

思わず「大丈夫でした!」と返してしまいましたが、あれからすぐ5kmほどで2回目のパンクをしています。その時も別の走行管理クルーさんが見守ってくれたのでした。
《五味渕秀行》

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