ノルウェー・ハフエルで開催中の2014年UCIマウンテンバイク&トライアル世界選手権、最終日の9月7日にはダウンヒル・女子エリートのレースが行われた。
大会期間中、晴天続きだったためダウンヒルコースは砂利が浮き、パンクや転倒が相次ぐ荒れた展開となった。
その中で、最後から2番目に出走したマノン・カーペンター(イギリス)が初めて3分50秒を切る3:49.407を叩き出す。
しかし、最後にスタートした前年王者のレイチェル・アサートン(イギリス)が中間計測でトップタイムを連発。ところが、コース終盤でのミスが響き、0.088秒差でカーペンターに届かなかった。3位には3.463秒差でターニー・シーグレイブ(イギリス)が入り、イギリス勢が表彰台を独占した。
マイヨアルカンシェルに袖を通したカーペンターは「この勝利は予想していませんでした。このコースで速く走るのは難しかったけど、自分のベストを尽くしたいと思っていました。ほぼ完璧な走りでしたが、かなりの僅差でした。レイチェルがゴールラインを越えたときも、自分は2位を受け入れるんだと思っていました。すごくうれしいです」と喜んでいた。
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