2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、9月5日の第13ステージでステージ優勝を挙げたダニエル・ナバロ(コフィディス)を総合首位のアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)が祝福した。
2人はともに地元スペイン人で、かつてコンタドールがアスタナからサクソバンク(現ティンコフ・サクソ)へ移籍したときに、ナバロも一緒に連れていくほどアシストとして信頼していた。
ナバロは昨年コフィディスに移籍し、ツール・ド・フランスで総合9位に入るなどエース格として活躍している。数日前のステージでは、コンタドールのアタックでナバロのチャンスをつぶした場面もあったが、この日は盟友のグランツール初勝利を自分のことのように喜んでいた。
チームを通じ、コンタドールは「ダニ(ナバロ)は偉大な選手だよ。先日、なぜ上りで僕がアタックして自分を捕まえたんだと彼が聞いてきたんだ。もちろん、総合のライバルたちを試したかったからだけど、今日は逆の状況だった。彼が力強く、タイミングのいいアタックを見せて勝てたことはうれしいよ。ブエルタのステージ優勝はとても重要なんだ」と語っている。
この日も総合首位を守ったコンタドールだが、6日の第14ステージからはスペイン北部で厳しい山岳3連戦が待ち構えていおり、総合争いの正念場となる。
「脚の調子を見なければいけないけど、不満はないよ。これから回復するよ。明日は数あるステージの中で、初めてブエルタを決める日になるだろう」
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