デング熱の感染源が広がりを見せている。週末のサイクリングならびにアクティビティには適した季節だが、該当地域周辺で活動する際は注意が必要になる。
今回新宿中央公園にて、デング熱に感染したとみられるのは埼玉県在住の30代男性。
国立感染症研究所で検査を実施したところ、この男性は疫学調査の結果、都立代々木公園及びその周辺での蚊の刺咬歴は確認できず、感染場所は東京都新宿区の新宿中央公園である可能性が高いとされている。
8月30日に発症、9月1日に医療機関を受診した。容態は安定しおり、9月5日に国立感染症研究所で確認検査を行ったところ、デング熱陽性の結果が得られた。
蚊の刺咬歴は8月18日、20日、21日、22日、26日、新宿区立新宿中央公園としている。
なお、繰り返しアナウンスされているが、デング熱に感染しても重症化する場合はまれ。蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか頭痛、目の痛み、関節痛等の症状が見られればデング熱の可能性があり、早めに医療機関の受診が必要。
屋外での作業は肌の露出を避け、虫よけ剤を使用するなど、蚊を寄せ付けない対策を講じることが望まれる。
この一報に対しては、
「新宿よく行くからやめて」
「会社のすぐ近くでデング熱、気をつけよう」
「新宿中央公園いったのよね、先々週はセーフ?」
「蚊が山手線のっててもおかしくない」
「近隣の野外イベントはとりやめないと」
「走るのも危険…」
など屋外活動に注意の意向を示している声が多数。
《編集部》
page top