2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、8月31日の第9ステージ、これまで中間スプリントやゴール前のアタックでわずかな秒差も奪いにいったクリストファー・フルーム(スカイ)だが、この日は主要なライバルから23秒の遅れをとることになった。
フルームはこれで首位から28秒差の総合5位に後退したが、休息日の次の第10ステージは得意とする個人タイムトライアルが待っている。チームの公式サイトを通じ、フルームは次のように語っている。
「天候が厳しかったね。でも、収穫はあったと思う。チームはこのステージでずっと僕を前にキープしてくれた。終盤、トップ選手が飛び出したときに、僕にはついていく脚がなかったんだ」
「でも、ツールからの連続出場とこのレースまでの調整を考えると、ここまでの展開には満足している。僕の脚はレースのリズムを取り戻そうとしている感じだし、後半戦に期待している」
「明日(休息日)はタイムトライアルのコースを見に行く。他のTTと比べると短いね(36.2km)。でも、僕はTTが好きだし、これを最大限に活かせることを願っている」
「コンタドールはすごく調子がいいと思う。あっという間にケガを克服したし、いい走りをしている。キンタナとロドリゲスもだね。総合で予想通りの選手たちだ。この戦いは激しいし、最後まで重要なレースが続くだろう。どこであろうと、1秒1秒が重要なんだ」
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