2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、8月27日の第5ステージでジョン・デゲンコルブ(ジャイアント・シマノ)がスプリントでステージ2連勝を飾った。
終盤のティンコフ・サクソの横風攻撃で、ジャイアント・シマノは総合争いのエース、ワレン・バルギルが一時後方の集団に取り残された。その後、バルギルはチームメイトの力を借りてメイン集団に復帰し、最後はデゲンコルブのための位置取りのアシストも行った。
デゲンコルブはブエルタ通算7勝目を挙げ、今季の勝ち星も7つに伸ばした。ポイント賞でもトップに立ち、緑のジャージ、マイヨプントスを獲得した。
チームから発表されたデゲンコルブのコメントは、以下の通り。
「今日は集団が分裂して、ワレンを前に連れ戻すのにチームメイトが懸命に頑張った。トビアス(ルドビクドン)も1日中けん引していたし、前方で分断が起こったときは上りまで僕たちの風除けをしてくれた」
「最後、僕たちは3人だけだったけど、状況を最大限に利用した。ワレンが位置取りしてくれたけど、コーン(デコルト)が加速したときは、僕がコーナーで遅れかけたので対応しなければならなかった。でも、運よくまだスプリントする力が残っていたよ」
「明日は勾配が厳しい、難しいゴールだから、ワレンをアシストし、ベストな位置取りをするのが楽しみだ。役割変更だ。チームメイトのために、ボトルと氷を運ぶよ」
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