チームスカイのエドバルド・ボアッソンハーゲンが、南アフリカのプロコンチネンタルチーム、MTNクベカと2015年からの2年契約を結んだことが8月27日に発表された。
ボアッソンハーゲンは、27歳のノルウェー人。2011年にはツール・ド・フランスでステージ2勝を挙げ、エネコツアーでは総合優勝を2回獲得。ヘント～ウェベルヘム、バッテンフォール・サイクラシックスでの優勝経験もあり、ワンデーレースも得意としている。
MTNクベカの公式サイトを通じ、ボアッソンハーゲンは「チームスカイでの5シーズンはすばらしかったけど、新たなチャレンジを探す時期が来た。将来については、いくつか選択肢があった。その中には、ワールドツアーチームもあった。でも考えた結果、ここが僕が将来一番走りたいチームだったんだ。彼らは現在初めてのグランツールであるブエルタに出場しているし、来年はツールを狙っている。だから、レースプログラムには安心している。チームが自分たちのためだけでなく、チャリティのためにレースしているのも楽しみだ」と抱負を語っている。
チーム代表のダグラス・ライダーは「彼は世界最高の選手のひとりだと信じているし、彼がすばらしい結果を獲得するだけでなく、アフリカの若き才能のよき先輩となることも期待している」とボアッソンハーゲンを歓迎している。
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