大会は9日目。第一試合は山形中央(山形)vs東海大四(南北海道)のカード。東海大四の超スローボールを武器とする主戦西嶋に対して、山形中央打線がどう挑むかがカギとなった。
試合は緊迫の投手戦。3回表に山形中央、4回裏に東海大四がそれぞれチャンスを作るも一本が出ず得点が入らない。
7回、東海大四の西嶋は話題の超スローボールも披露。自身の投球を貫く。
8、9回と、両校とも得点圏にランナーを進めるが、ここでも得点がなく、延長戦に突入。
10回表、山形中央の攻撃。フォアボールのランナーをけん制悪送球などにより1アウト3塁として、9番高橋(隆)がレフト前安打、1点を先制し均衡を破る。1番奥山の時、1塁走者が2盗、悪送球が重なり、ランナーがそのまま一気にホームへ還り2点目。
10回裏、東海大四の攻撃。9番若原が内野安打で出塁。盗塁で2アウト2塁としたが2番大川原がセカンドゴロに倒れた。
両校ともチャンスは作ったが、粘りの投球に一本が出なかった。試合終盤は両校投手陣に疲れも見え、守備のミスも重なったところに山形中央が勝機を見いだした。
試合は2-0で山形中央が東海大四を下した。
《編集部》
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