【JPT第12戦・湾岸クリテリウム】宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之が猛暑の湾岸を逃げ切り優勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【JPT第12戦・湾岸クリテリウム】宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之が猛暑の湾岸を逃げ切り優勝

スポーツ 短信
P1クラスタ表彰台、2位3位は大卒1年目の選手たち
  • P1クラスタ表彰台、2位3位は大卒1年目の選手たち
  • 朝から30度を超える猛暑の中で繰り広げられるスピードレース
  • お台場エリアでのクリテリウム。2分に1回選手たちが巡ってくる
  • P1クラスタ、逃げ続ける先頭の4人
  • P1クラスタ、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が得意のパターンで優勝
  • Fクラスタは上野みなみ(JBCF J-Feminin)が独走優勝
  • 鹿屋体育大大学院生の上野みなみと塚越さくらは実業団登録して出場
Jプロツアー第12戦の『JBCF湾岸クリテリウム2014』が、2014年7月27日(日)、シンボルプロムナード公園セントラル広場(東京都江東区青海一丁目)の1周1.45kmの特設周回コースで争われた。

東京臨海副都心のお台場エリアで行われた2日間の湾岸サイクルフェスティバル(湾岸サイクルフェスティバル実行委員会主催)。その注目イベントとして行われたのがJBCF湾岸クリテリウム。朝から30度を超える暑さにもかかわらず、自転車ファンだけでなくお台場を訪れた多くの人たちの目の前で熱戦が繰り広げられた。

P1クラスタは予選3組を通過した39人によって、決勝が24周34.8kmで行われた。4周目に抜け出した雨澤毅明(那須ブラーゼン)に阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)、末永周平(CROPS×championsystem)さらに和田力(マトリックスパワータグ)が合流し、レース序盤で4人の逃げができる。メイン集団はそれぞれ7人が出走する宇都宮ブリッツェンとマトリックスパワータグがコントロール。

メイン集団からは数人が抜け出すもかみ合わず集団に戻り、先頭4人とのタイム差は変動しつつも次第に離れていく。逃げる4人は先頭交代を繰り返し、逃げ切りか確定的となったラスト2周からは牽制も入る。ゴール前の上りで先に仕掛けたのは末永。これを阿部がかわして宇都宮ブリッツェンは今シーズン5勝目を挙げた。

【Jプロツアー】

結果
P1 34.8km
1位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)49分31秒
2位 末永周平(CROPS×championsystem)
3位 和田力(マトリックスパワータグ)+01秒
4位 雨澤毅明(那須ブラーゼン)+07秒
5位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)+1分11秒
6位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン

Jプロツアーリーダー 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 雨澤毅明(那須ブラーゼン)

【Jフェミニンツアー】

併催のJフェミニンツアーは、10周14.5kmのレース。序盤から、上野みなみ(JBCF J-Feminin)が独走体制を築く。追走集団から抜け出したチームメイトの塚越さくら(JBCF J-Feminin)も単独2番手を走り、そのまま上野、塚越がワン・ツーフィニッシュを飾った。

結果
Fクラスタ 14.5km
1位 上野みなみ(JBCF J-Feminin)23分34秒
2位 塚越さくら(JBCF J-Feminin)+47秒
3位 智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT)+1分10秒

Jフェミニンリーダー 棟近陽子(EURO-WORKS Racing)

写真・文:JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟
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