ツール・ド・フランスに5回目の参戦中の新城幸也(ヨーロッパカー)は10ステージを走り終えて7月15日にフランスのブザンソンで1回目の休養日を迎え、前半戦の感想や後半戦の意気込みを語った。
この日、新城は1時間半ほど軽く自転車に乗り、夕方から日本人取材陣を招いて単独記者会見を行った。会見での新城は終始リラックスした様子で、取材陣との会話を楽しんでいるようだった。
「特に休養日が待ち遠しいという感覚ではなかった。そのくらい余裕があるし、絶好調。まだ逃げに入れていないので、これからのステージでなにしたいと思っている」
休養日はあまり動かないので食事制限をしている。それでも前日は「普段は1杯のワインを2杯飲んだ」と笑う。
報道陣から相次ぐ有力選手のリタイアについて質問されると、「フルームのリタイアは残念、コンタドールのリタイアはツールがさびしくなる。ニーバリの強さは感じているけど、ツールはまだ決まっていない」と語った。
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