霧雨の中の第6ステージ後半、横風でメイン集団内の位置取りが激しくなり、ペースが上がったときに落車が頻発。その中で犠牲となったのが、ティンコフ・サクソのヘスス・エルナンデス(スペイン)だった。
アルベルト・コンタドール(スペイン)の山岳アシストを務める重要な選手のひとりだったエルナンデスだが、頭を強く打ち、リタイアを余儀なくされた。
ティンコフ・サクソのフィリップ・モデュイ監督は「ヘススは横風のせいで道路の向こう側を走っていた。そしてバイクコントロールを失って、激しくコースにぶつかったんだ。私が話しかけたときは、脳しんとうの兆候があった。彼は病院に行き、検査を受ける。アルベルトとチームにとって、ひとりの選手を失うことは残念だ。しかし、我々は集中し続けなければならない」と語っている。
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