【ツール・ド・フランス14】エース、ローランのアシストに徹した新城幸也 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス14】エース、ローランのアシストに徹した新城幸也

スポーツ 短信
ツール・ド・フランス第2ステージを疲労困憊でゴールする新城幸也
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2級から4級まで9つの山岳ポイントがコースの大半を占める距離200kmの第2ステージ。ピエール・ローランの落車など不測の事態に備えるため、そして逃げやアタックなどを封じるため、新城はアシストとして一緒に走ることをチームから命じられる。

レースはヨーロッパカーのペリーグ・ケムヌーを含む7選手が逃げ集団を形成したが、テクニカルなアップダウンが連続するコースで苦戦を強いられ、早い段階で集団に吸収される。そこからさらなるアップダウンを繰り返し、集団は分裂。その隙をついて新城がアシストし続けたローランが単独での逃げを試みた。

残り13kmほどでローランは吸収され、ゴールでは21選手の先行を許し、16秒のタイムを失って28位。新城は7分05秒遅れの75位でステージを終えた。

「盛り上がりはすごいけど、残念なことに観客のマナーが悪すぎて危険だった。一日中、観客の動きに気を遣っていなければいけない状態が続き、精神的にも本当に疲れた」と新城。

「ピエールのアタックは素晴らしかった。でも、自分がもっと最後までピエールの近くにいて、助けてられれば最後のタイム差が開かずにゴールできていたかもしれない…」

第3、第4ステージはブライアン・コカールのスプリントをアシストするために頑張るという。まだ第2ステージだが、ストレスフルな状況でかなり疲労している様子。
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