ヨーロッパカーの新城幸也が24日間の長丁場で行われたジロ・デ・イタリアをフィニッシュした。総合成績は128位で、2010年に続く完走。ツール・ド・フランスの4回と合わせてグランツール出場6回にしてすべて最終ゴールにたどり着いている。
第21ステージで最終ゴールを迎えるのはスロベニアとの国境にあるトリエステ。序盤に4級山岳はあるものの、ほぼフラットなコースということもあり、実質的には前夜に完走の祝杯をあげたチームも多かった。
レースはトリエステに入ってからの1周7kmの周回コースまで、ゆっくりと進むかと思われたが、ペースの変動が激しく、周回コースに入る前から高速になり、気の抜けない展開となった。
数選手の逃げができては吸収されるという展開を繰り返しながらも、最後は集団スプリントとなる。ゴールを制したのは、スロベニア出身のルカ・メスゲス(ジャイアント・シマノ)で、故郷の近くで最終ステージを制した。
オフィシャルのリザルトに無事にゴールしている新城の名前がなぜかなかったが、総合成績は128位で、新城自身6度目のグランツール完走を果たした。
「3週間にわたる応援ありがとうございました。みなさんの応援でツール、ジロと合わせて6つ目のグランツールを走りきることができた。これまでのグランツールの中で転倒が一番多い今年のジロで、ご心配おかけしましたが元気です」と笑顔の新城。
「ケガが続いたこともあり、自分の中で力をセーブしながら走ったステージがあったので、常に全開で出し切るというよりも余裕をもって終えました。これはまだまだ続く今後のレースのためにもよかったと思います。まずはしっかりケガを治します」
冷静に語った新城。前日の山岳ステージにゴールしたときのほうが完走の実感があったようだ。
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