こどもを通して見る世界をテーマに、環境や社会の諸問題に迫る展覧会が六本木ヒルズ森美術館で開催 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

こどもを通して見る世界をテーマに、環境や社会の諸問題に迫る展覧会が六本木ヒルズ森美術館で開催

イベント 文化

テリーサ・ハバード/アレクサンダー・ビルヒラー《エイト》2001年ビデオ3分35秒(ループ)Courtesy: Tanya Bonakdar Gallery, New York
  • テリーサ・ハバード/アレクサンダー・ビルヒラー《エイト》2001年ビデオ3分35秒(ループ)Courtesy: Tanya Bonakdar Gallery, New York
  • リネカ・ダイクストラ《女の人が泣いています(泣く女)》2009年ビデオ・インスタレーション12分(ループ)Courtesy: Marian Goodman Gallery, Paris / New York
  • ウォン・ソンウォン《寝坊して》(「7歳の私」シリーズより)2010年タイプCプリント86×120cm
  • サンテリ・トゥオリ《赤いTシャツ》2003年ビデオ(16ミリフィルムからDVD変換)4分28秒Camera by Kimmo JaatinenProduced by Galerie AnhavaCourtesy: Galerie Anhava
  • ジャン・オー《パパとわたし:No.29》2006年タイプCプリント100×100cm森美術館蔵、東京
  • ストーリー・コー《Q&A》2010年アニメーション4分Courtesy: StoryCorps
  • ウォン・ホイチョン《ああ、スルクレ わが町スルクレ》2007年ビデオ・インスタレーション14分、サイズ可変Courtesy: ESLITE GALLERY
六本木ヒルズ森タワー53階の森美術館では、5月31日(土)~8月31日(日)、「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」を開催。期間中は、子どもをテーマにした映画の上映や子どもによるキャプション制作など特別企画も実施する。

本展は、異なる文化の間、現実と想像の世界の間などさまざまな境界を自由に行き来する子どもの性質に注目し、子どもの視点を通して世界を展望しようとする試みで、世界各国の優れたアーティスト26組の作品に表れる子どものイメージから見えてくる、子どもを取り巻くさまざまな社会や環境と彼らが直面する諸問題についても目を向ける。

本展タイトルのゴー・ビトゥイーンズ(媒介者)とは、19世紀後半のニューヨークで貧しい移民の暮らしを取材した、アメリカフォトジャーナリズムの草分けである写真家ジェイコブ・A・リースが、英語が不自由な両親の橋渡しとしてさまざまな用務をこなす移民のこどもたちをそう呼んだことに由来している。本展では、戦中戦後のフォトジャーナリストたちによる貴重な歴史的資料も展示される。

また世界各国の子どもをテーマにした選りすぐりの映画7本を4日間にわたって上映。ラインナップは、6月17日(火)19:00~20:45「子供の情景」(イラン・フランス/2007年/監督 ハナ・マフマルバフ)、7月5日(土)13:00~15:20「ウリハッキョ」(韓国/2006年/監督 キム・ミョンジュン)、15:40~17:10「ハーフ」(日本/2013年/監督 西倉めぐみ、高木ララ)、7月29日(火)19:00~20:45「ぜんぶ、フィデルのせい」(フランス・イタリア/2006年/監督 ジュリーガヴラス)、8月9日(土)13:00~14:25「未来を写した子どもたち」(アメリカ/2004年/監督 ロス・カウフマン、ザナ・ブリキス)、14:45~16:05「こどもの時間」(日本/2001年/監督 野中真理子)、16:25~17:40「はちみつ色のユン」(フランス、ベルギー、韓国、スイス/2012年/監督 ユン、ローラン・ボワロー)となっている。

また期間中、本展出展アーティストによるアーティストトークや、子どもたちを取り巻く環境・社会、教育、アートなどをテーマとして、各界専門家やアーティストらによるトークセッションも行われる。

大人の常識や枠組みにとらわれない子どもの創造性や多彩な感覚などを通して世界を展望する本展で、子どもたちが持つ潜在能力や新たな世界への可能性を探ってみてはいかがだろうか。
《text:Miwa Ogata@cinemacafe.net》

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