リオ五輪を目指す7人制ラガーがサイクリングバスツアー添乗員に? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リオ五輪を目指す7人制ラガーがサイクリングバスツアー添乗員に?

スポーツ 選手
国際興業の社員となり、仕事仲間の応援を受けながらリオ五輪を目指す木下恵輔(中央)
  • 国際興業の社員となり、仕事仲間の応援を受けながらリオ五輪を目指す木下恵輔(中央)
  • 肋骨骨折を押して、全試合に出場したサムライセブンの精神的支柱。釜石遠征ではチームの大黒柱として存在感を示すトライも決めた
  • 釜石市沿岸部にある「ラグビーカフェ・クレスト鵜住居(うのすまい)」を訪問。前列中央は吉田義人監督
  • サムライセブンの遠征には国際興業のバスが利用される
  • デスクワークはまだ慣れません…
ツール・ド・フランスの1区間を走るエタップ・デュ・ツール参戦ツアーやサイクリングバスツアーなどを企画する国際興業に、7人制ラグビー「サムライセブン」の中心的プレイヤー木下恵輔(33)が4月1日入社した。

13人制ラグビー(ラグビーリーグ)元日本代表で、リオ五輪を目指す同チームの大黒柱は、4月1日から同社トラベルサービス部観光バス直販担当として勤務。
「周りの社員の方にも支えられ、働きやすい職場で、さらにラグビーを最優先として考えていただけている環境には本当に感謝している」と語る。

担当部署ではロードバイクを観光バスのトランクに積載し、交通量が少なく景色のいいエリアをサイクリングするツアーが人気。また毎年7月にはツール・ド・フランスの1コースを走ったり観戦したりする海外ツアーもあり、こういった業務にも指名される可能性が高い。

最近のラグビーは試合会場にエアロバイクを持ち込んでウォーミングアップすることもある。また、高負荷トレーニングの一環としてエアロバイクで極限まで肉体を追い込むこともあるという。175cm、84kgというカラダでどれだけ山岳が上れるかは未知数だが、欧州の有力スプリンターにも劣らない爆発力はあるはず。ロードバイクに乗ってどれだけ走れるかも興味深い。

「2016年リオデジャネイロオリンピックでは、7人制ラグビー日本代表として出場するという夢を実現し、会社に貢献していきたい」と木下。
「日本や海外生活の中でスポーツを通して今まで培ってきた知識と経験を十分に活かし、少しでも国際興業の発展につなげていければと思います。ラグビーも、仕事も全力で取り組んでいきます!」
《山口和幸》

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