「オランダ~ベルギー・フランダースin東京散走」に参加した。
およそ10kmの行程を10前後のグループを作り春の東京の景観を楽しみながらサイクリングすることが出来る。本格的にスポーツサイクルに乗っていなくても起伏の少ないコースは軽快に走れ時折、桜を楽しむ余裕もあった。
ベルギー大使館からスタートし街が開け、最初に皇居のお堀と桜が目に飛び込んでくると自然の多さからか、都心ではない様な印象を受けた。そのまま桜並木の下を抜けチェックポイントの科学技術館に着くとKLMオランダ航空のCAさんが迎えスタンプをもらい東京駅に向かう。
皇居を離れると日本橋から銀座へ向かい、普段はあまり走る事がないビル街を走り抜けるのは不思議な感覚であり、銀座の街を駆け抜けるのは爽快でもあった。
ゴール近くになると東京タワーが突然現れ、10kmのコースを走ったグループの中では名残を惜しむ声も聞こえた。
参加者の中には競技でも走っていそうな方からスポーツサイクルを始めたばかりの方、シティサイクルやリカンベントなど色々な方のエントリーがあり、昨年の119名から今年は倍以上の280名の申し込みがあったそうで、第2回ながらも既に定着したイベントである事を伺わせる。
当日は残念ながら雨だったが、193名もの方が参加したという。参加者は雨と安全に気をつける事になってしまったが、グループでゴールを共有するのは爽やかな体験となった。
大使館では両国の名物や飲み物も振舞われサイクリングだけではなくオランダ、ベルギーの文化にも触れることが出来た。
《高橋智宏》
page top