第28回アジア自転車競技選手権大会は4月12日、トラックレース3日目を迎え、盛一大(25=愛三工業)が2位に入った。同種目には飯島誠(37=ブリヂストン・アンカー)も出場し、14位だった。
盛は残り6周まで22点で首位をキープしていた。しかし20ポイントで2位にいたイリア・チェルニソフ(22=カザフスタン)が最終ポイント周回で2位に入って3ポイントを獲得。盛と同点になった。最終周回で得点を取れなかった盛はチェルニソフに逆転され、2位になった。
この種目で北京五輪代表の座が有力視される飯島は、「僕は前半、ポイントを取れていなかった。盛がポイントを取れていたので、完全にアシストに回った」とコメントしている。
それに対して盛は、「もっと積極的にレースに臨んでいれば勝てたと思う。飯島はレース中、完璧にアシストしてくれていた。それにもかかわらず、僕自身は消極的なレースになってしまった。それが敗北の原因です。アジア圏で僕達はレベルの高い位置にいると自負している。明日のマディソンは再び飯島とペアを組みます。絶対に負けることはできないですね」と話した。
《編集部》
page top