去る9月の21~25日、スペイン、マドリッドでUCIロード世界選手権が開催され、日本からは、4カテゴリーに計8名の選手が参加した。エリートカテゴリーでは3名という参加枠を獲得、10年以上果たせなかった「完走」を2名が実現、新生日本代表Axis-Japan初年度の目標を達成した。
世界選手権の参加枠を取るには、UCI(世界自転車競技連盟)レースで成績を収めると付与されるUCIポイントを集め、アジアで1~3位に入らなければならない。それには、海外遠征が必要だ。
「自主運営ででも、動き出そう」本年より、ロードエリート日本代表チームのAxis-Japanと名付けられたプロジェクトが始まった。これは日本ロード界の将来のために、国内各チームが結束し、ドリームチームを編成、自主運営で世界を転戦し、UCIポイントの獲得や選手の強化を目指す、というものだ。
活動初年度の今年、手に入れた世界選個人ロードへの切符は3枚。まず、目の前にそびえたつ「完走」という壁に挑んだ。
他にタイムトライアル1名、U23に2名、女子個人ロードに2名の選手が参加、世界の最高峰の舞台に乗り込んだのだった。
公式ホームページ http://www.axis-japan.org
問い合わせ enquiry@axis-japan.org
《編集部》
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