走りにおいてとにかく印象的なのが、薄皮一枚がパーンと張り詰めたかのような、表面の軽快感だ。
狙ったラインを外さない。俊敏性にも安定性にも富んだピナレロのハンドリングには、ロードバイクを操る愉しみそのものが凝縮されている。
パリカーボンの金型を使ったピナレロの新型バイク、FP6に安井が早速試乗。カーボンの弾性率をただ下げただけのフレームではないのか?という疑問を胸に、三増峠~半原越~ヤビツ峠という練習コースを二往復。