
フリーエージェント(FA)市場の大物、ボー・ビシェット内野手を巡り、米地元メディアは「ドジャースが獲得する可能性は消えてしまったようだ」との見解を示した。ビシェットは先日面談したフィリーズと相思相愛という情報も流れている。
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■「3億ドルの要求は無理」
『ドジャース・ネーション』は12日(日本時間13日)、「関係者によるとドジャースがビシェットを獲得するという話は完全に消滅したようだ」と題し、記事を公開した。
同メディアのダグ・マッケイン記者は「ここ24〜48時間で、ドジャースがビシェットと契約できる可能性は40%→30%→20%とどんどん下がっている。週の前半は勢いがあるように見えたが、今はそれが完全に立ち消えになったようだ」と現状について語った。
その理由の1つとして、同記者は「彼は3億ドルを求めていると言われている。その真偽は確認されたわけではないが、もし本当に3億ドル規模の契約を求めているのだとしたら、それは無理だ」とし、ビシェット陣営の高額要求を挙げた。
また、同メディアは米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者のコメントも紹介。同記者は「ドジャースはビシェット側が求める長期契約を結ぶ意向がない。もし彼らが短期契約に興味を示すなら、ドジャースは喜んで交渉するだろう」とし、年俸や契約期間など条件面で折り合いが付かない現状を伝えた。
■長期契約に抵抗ないフ軍
同記者によると、ビシェットとフィリーズはすでにリモートミーティングを実施。その結果、「両者は相思相愛、本物の関心があるとの認識をお互いに持った」と紹介した。
ドジャースをはじめ、ヤンキースやレッドソックスなどビジェット争奪戦に参加しているチームの多くが「高年俸・短期契約」という条件を考えているのに対し、フィリーズだけは長期の大型契約を許容していると言われている。
チームはブライス・ハーパー内野手(13年契約)、トレイ・ターナー内野手(11年契約)、アーロン・ノラ投手(7年契約)らと長期契約を結んでおり、今回もビシェット陣営が求める長期契約に抵抗感はないという。
ドジャースは27歳のスター選手をあきらめるのか。本命に浮上したフィリーズとの争奪戦、その結末が注目されている。
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