
ホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億2000万円)で正式契約を結んだ村上宗隆内野手。海を渡るプロ野球最高峰のスラッガーは、新天地でどのようなパフォーマンスを見せられるか。米データサイトが各成績を予想している。
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■移籍に伴う成績低下が焦点に
米データサイト『fangraphs』の成績予測システム「Steamer(スチーマー)」は、メジャー1年目の村上を138試合出場で、打率.231、30本塁打、75打点、158三振と算出。三振割合は今季の28.6%からほぼ横ばいの28.7%と予想。同システムは、海外リーグからの移籍に伴う成績低下は限定的にしか反映されず、あくまで参考程度に過ぎないが、日本時代よりも打率は低下すると見ている。
今季のホワイトソックスは、年間165本塁打でメジャー30球団中22位と振るわず。チーム最多がレニン・ソーサ内野手の22本、次いでコルソン・モンゴメリー内野手が21本、アンドリュー・ベニンテンディ外野手が20本を記録。村上が30本打てれば、年間200発打線も見えてくる。
本拠地レート・フィールドは、外野フェンスが低くスタンドインしやすい特徴を持っており、狭い神宮球場で受けていた恩恵が大きく損なわれる心配も少なそうだ。
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