
ワールドシリーズを4勝3敗の接戦で制し、球団史上初の世界一連覇を達成したドジャースが3日(日本時間4日)、ロサンゼルス市内で優勝パレードを行った。大谷翔平投手は昨年に続き妻・真美子さんとともに大熱狂のパレードに参加し、割れんばかりの大歓声に笑顔で手を振った。
その後ドジャースタジアムで行われた祝勝会には推定5万2700人以上の観客が集まり、大谷は英語でワールドシリーズ3連覇を宣言。珍しく通訳を通さず行った“英語のスピーチ”を米メディアが各所で報じている。
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■ドジャースの“黄金時代”はどこまで続く
MLB公式サイトによると、大谷はパレード中にもWS3連覇に言及。現地放送局『SportsNet LA』の取材で、ウィル・アイアトン通訳を通じて語った。そのときの本拠地ファンの様子を「(大谷のいるところから)何マイルも離れたところで、ドジャースタジアムでチャンピオンの到着を待つスタンドの人々が叫び声を上げた」と記し、その熱狂ぶりを報じた。
本拠地に到着した大谷は英語でスピーチを行い「このチームを誇りに思っています。そして皆さんは世界最高のファンです」と言い、再び会場を沸かせると「そして、来年も優勝リングを取る準備ができています。レッツゴー!」とWS3連覇を宣言。これには会場に来たファンも、後ろでスピーチを聞くドジャースメンバーも笑顔で拍手をするなど大盛り上がった。
米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』は「ショウヘイ・オオタニが英語のスピーチでドジャースファンを沸かせる」と題した記事を投稿。「大谷翔平は月曜日にドジャースファンを盛り上げた。しかも、珍しく英語でのスピーチだ」と“英語で”を強調。「大谷は通訳を使わず、代わりに英語でチームに2026年の野心的な目標を設定した」と3連覇の宣言に言及し「チームメートに対して大きな挑戦状を叩きつけた」とした。
また、米メディア『Newsweek』は「オオタニは通常、会見やインタビューでは通訳を介す。しかし、この瞬間は自分自身でメッセージを伝えることを選んだ」と自らの言葉で伝えることを選んだ大谷を称賛した。
ドジャースの“黄金時代”はどこまで続くのか。WS3連覇の行方にも注目したい。
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優勝パレードの様子
IT’S A PARADE INSIDE MY CITY🥳
Listen and react to the Blue Celebration presented by @jimbeamofficial all day for live Dodgers parade coverage. pic.twitter.com/FhV5OZd1MR
— ESPN Los Angeles (@ESPNLosAngeles) November 3, 2025
大谷翔平の英語のスピーチ
"I'm ready to get another ring next year."
Shohei wants more 😎 pic.twitter.com/3NeqK9J78X
— MLB (@MLB) November 3, 2025

    

