【MLB】「岡本和真はメッツに完璧にフィット」米老舗誌が指摘 8月には球団幹部が村上宗隆を視察も……「切り替えるのは理にかなっている」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「岡本和真はメッツに完璧にフィット」米老舗誌が指摘 8月には球団幹部が村上宗隆を視察も……「切り替えるのは理にかなっている」

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【MLB】「岡本和真はメッツに完璧にフィット」米老舗誌が指摘 8月には球団幹部が村上宗隆を視察も……「切り替えるのは理にかなっている」
  • 【MLB】「岡本和真はメッツに完璧にフィット」米老舗誌が指摘 8月には球団幹部が村上宗隆を視察も……「切り替えるのは理にかなっている」

巨人岡本和真内野手が22日、ポスティングでのメジャー挑戦を表明した。

これを受けて、多くの米メディアが和製大砲に注目、合わせて移籍先候補を予想した。米老舗誌『スポーツ・イラストレイテッド』のメッツ専門サイトも早速、「岡本和真がメッツに完璧にフットする理由」と題し、記事を公開。新天地がニューヨークとなる可能性に言及した。

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■「アロンソの後継にピッタリ」

メッツといえば、編集本部長を務めるデビッド・スターンズ氏が8月、ヤクルト村上宗隆内野手を視察するために来日。岡本と同じくポスティングでのメジャー挑戦が濃厚となっている左の大砲に対し、強い関心があるものと思われていた。

しかし、『スポーツ・イラストレイテッド』は、「オカモトを獲得できるというニュースが出たことで、スターンズとしては、もうひとりの日本のスーパースターに狙いを切り替えるのは理にかなっていると言える」と記し、村上から岡本に照準を移す可能性を指摘した。

その理由はやはり、主砲ピート・アロンソ内野手の動向。チームが誇る右の強打者だが、今オフにオプトアウト(契約破棄)し、フリーエージェント(FA)市場に出ることが予想されている。

そのため、同メディアは「ニューヨークが長年一塁を守ってきたアロンソを手放すという決断をした場合、オカモトはそのポジションにピッタリの後継者となり得る。30本塁打以上が期待できる打撃力に加え、より堅実な守備力を提供できる存在だ」と説明した。

さらに、メッツは三塁のポジションも空いており、レッドソックスからFAとなるアレックス・ブレグマン内野手を狙う方針だが、どうやら形勢不利。三塁には若手野手も控えてはいるが、攻守で安定感を提供できる岡本を三塁手として起用するプランもあり得るとした。

■「選球眼と規律の高さ」に期待

岡本は2018年から6年連続で30本塁打以上をマークし、本塁打王にも3度輝くなど長距離砲としての実績は十分。しかし、同メディアは「彼はメジャーでも通用する可能性が高いが、そう思わせる特長は選球眼の良さ、打撃における規律の高さだ」と言及した。

同メディアは今季の成績を例に挙げ、「オカモトは四球と三振の数が同じ(33)で、三振率はエリート級の11.8%を記録した。さらに昨年の速球への対応を見ると、93マイル(約150キロ)以上のボールに対して打率.440、三振率8.8%という数字を残しており、MLBに移籍後、速球への対応に苦しむ選手が多いことを考えれば、これは非常に安心できる数字と言える」と主張。MLB公式サイトなどは、岡本がメジャー投手陣の速球に苦しむ可能性を指摘していたが、同メディアはその懸念を一蹴した。

ちなみに、村上の場合は同条件だと三振率が41.7%という数字になると伝え、岡本の「選球眼の良さ、規律の高さ」に軍配を挙げた。

岡本も村上も三塁と一塁を守ることができ、長距離砲という立場も同じ。どちらを選ぶか、各球団の決断理由にも注目が集まりそうだ。

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