
第71回オールカマー(21日/GII、中山芝2200m)には、有馬記念勝ち馬レガレイラ、6歳にして待望の重賞初Vを目指すドゥラドーレス、大阪杯3着の古豪ヨーホーレイクなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ヨーホーレイク」を取り上げる。
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■ヨーホーレイク
前走後に、主戦騎手も陣営も「本来の走りができなかった」とコメントしたが、武豊騎手の絶妙のエスコートで、メイショウタバルが持ち味のスタミナを最大限に生かし、後続勢のスタミナを削ることを念頭に置いた素晴らしい一戦=過酷なスタミナ比べだったのは明らか。どの馬よりも早く踏み出して早め進出をした本馬はバテるべくしてバテてしまったのだ。
【動画】ヨーホーレイク調教
そこから約3カ月が経過しての今回。この中間は柔らかい身のこなしで、リフレッシュ効果は十分。1週前と最終追いの坂路では仕掛けられての反応もシャープ。脚元に爆弾を抱えている本馬だが、強めに追われてスムーズにギアを上げて駆け上がる姿から、脚元を気にした調整不足の心配はない。
乗り方ひとつで巻き返しも十分。皐月賞以来となる中山も、スローの瞬発力勝負より長くいい脚を使えるタイプの同馬にとって好舞台。7歳秋を迎えるがここも侮れない。
総合評価「A」
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