【MLB】「カブスは鈴木誠也との決別をためらわない」と米メディア 再契約を見送る可能性を指摘……後半戦の不振に嘆き「スランプ多い」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「カブスは鈴木誠也との決別をためらわない」と米メディア 再契約を見送る可能性を指摘……後半戦の不振に嘆き「スランプ多い」

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【MLB】「カブスは鈴木誠也との決別をためらわない」と米メディア 再契約を見送る可能性を指摘……後半戦の不振に嘆き「スランプ多い」
  • 【MLB】「カブスは鈴木誠也との決別をためらわない」と米メディア 再契約を見送る可能性を指摘……後半戦の不振に嘆き「スランプ多い」

カブス鈴木誠也外野手が10日(日本時間11日)、敵地でのブレーブス戦に「3番右翼」で先発出場し、2打数2安打2打点2四球だった。6試合連続安打と19試合連続出塁をマークし、チームの勝利(3-2)に貢献したが、米地元メディアはこの日、来季で切れる鈴木の契約に言及。再契約に否定的な考えを示した。

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■キャリアハイとワーストが同居

鈴木は今季ここまで27本塁打、91打点をマークしており、ともにカブス加入後キャリアハイ。しかし、打率.243と出塁率.322はキャリアワーストで、長打率.461とOPS.782も4年間で2番目に低い数字にとどまっている。

前半戦はオールスターゲームに選出されてもおかしくないほど好調だったが、後半戦に入るとバットは湿り、スランプ状態に陥った。

そのため、地元メディア『カビーズ・クリブ』は「前半戦のセイヤ・スズキはカブスのサクセスストーリーの1つであり、ほぼすべての攻撃面でキャリアハイを更新する勢いだった。しかし、ここにきて本塁打数や打点を除けばキャリア最悪のシーズンとなるかもしれない」と指摘した。

さらに「カブス入団以降、スズキは日本で見せていたようなスター選手としての存在感を示してきた。しかし、これまでの4年間を振り返るとスランプに陥ることが多すぎる。そして、イアン・ハップ外野手のような調整能力も示せていない」とし、一度調子を落とすと復活するまでに時間がかかると伝えた。

■「決断は日を追うごとに容易に」

同メディアによると、カブスは2026年シーズン終了後に多くの主力選手と契約が切れるという。そのため、再契約をオファーするか契約を見送るか、チームは今季と来季で多くの難しい決断を迫られるが、「スズキに対する判断は日を追うごとに容易になっている」とし、「カブスは来季終了後に彼と決別することをためらわないだろう」と結んだ。

カブスの選手としては、カイル・タッカー外野手が今季終了後にフリーエージェント(FA)となるが、球団はこのスーパースターの引き留めに全力を尽くす構えだという。そして、ここで巨額の支出を行った場合、鈴木との再契約において好条件を提示することは困難になり、手放すという意見に拍車がかかるという見方もある。

前半戦の好調ぶりを取り戻せば、雑音も消えるはず。チームはポストシーズン進出の可能性を残しており、そこで活躍すれば評価が一変する可能性もある。

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