
ドジャースの山本由伸投手は18日(日本時間19日)、本拠地ドジャースタジアムでのジャイアンツに先発登板。5回1/3で108球を投げて1安打無失点、自己ワーストの6四球を与えながらも粘りの投球で相手打線を封じ込めた。
一方で、相手エースとの投げ合いとなった一戦にドジャース打線も沈黙。今季は山本登板時の援護が少なく、白星に結びつかないケースが目立っている。地元メディアが報じた。
◆【全108球ハイライト動画】山本由伸、自身ワースト6四球も粘りの好投!ジャイアンツ打線を封じ込めて勝利に貢献!
■粘りの好投も……打線の援護は降板後に
山本は初回の立ち上がり、中軸のウィリー・アダメス内野手とマット・チャップマン内野手に四球を与えて得点圏に走者を背負うも、後続を切って無失点の滑り出し。2回表は、パトリック・ベイリー捕手に左前打を許した以外は凌いで無失点を継続。3回表は三者凡退、4回表には2四球、5回表も四球で走者を背負ったが、いずれも得点を許さず乗り切った。
序盤から制球に苦しんだ山本は、両チーム無得点の6回表も先頭のアダメスに四球を与えてキャリアワーストの6四球を記録。続くチャップマンを空振り三振に仕留めたところで降板した。この試合、5回1/3で108球を投げて無安打無失点6四球7奪三振の粘投。打線の援護はなく、12勝目はならなかった。
ドジャース専門メディア『True Blue LA』のXによると、山本の今季28先発(※試合前時点)でのドジャース打線は、1試合あたり平均4.04得点、打率.221と低迷。そのほかの124試合では、平均5.36得点、打率.261と大きな差が生まれている。試合はドジャースが2-1で勝利した。
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