
卓球の「WTTコンテンダーブエノスアイレス」は27日、女子シングルスの決勝が行われる。世界ランキング7位の張本美和(木下グループ)は同13位の鄭怡静(台湾)と対戦する。
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■準々決勝では佐藤にも勝利
張本美は第1シードとして臨んだ今大会、シングルス1回戦ではバレンティナ・パローラ(アルゼンチン)、2回戦でディヤ・チターレ(インド)をストレートで撃破。順調な滑り出しを見せた。
カギを握ったのが準々決勝で実現した同士討ちで、日本有数のカットマンである佐藤瞳(日本ペイントグループ)との戦いでは1ゲームを奪われたものの、3-1で勝利。そのまま準決勝で蘇籽童(香港)も退けて決勝までたどり着いた。
対するのは鄭怡静で、33歳を迎えた今も世界13位に位置するレジェンド。今大会も日本の横井咲桜(ミキハウス)や朱芊曦(韓国)といった実力者を倒して勝ち上がっており、昨年の「WTTチャンピオンズ重慶」では勝利を収めている張本美にとっても簡単な相手とはならない。
なお、張本美は大藤沙月(ミキハウス)とのダブルスでも決勝へ勝ち進んでおり、横井、佐藤ペアと対峙する。シングルスで勝てば今季3度目、ダブルスでは今季5度目(大藤とは3度目)のWTTシリーズ優勝となるなか、実力を示して2冠を獲得することができるのか。
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