
マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手は24日(日本時間25日)、敵地でのエンゼルス戦に「2番中堅」で先発出場。5回表の打席で今季15号アーチを放った。現在24歳のメジャー4年目で4年連続の15本塁打、20盗塁を記録。史上初の快挙を達成した。
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■ウィットJr.が同記録に肉薄
マリナーズ1点ビハインドの5回裏、2死走者なしで打席に入ったロドリゲスは、相手先発・菊池雄星投手の4球目外角高めフォーシームを強振。角度27度、速度103.3マイル(約166.2キロ)で逆方向へ弾き返した打球は、同点の今季15号ソロとなった。
MLB公式のサラ・ラングス記者によると、ロドリゲスは「デビュー最初の4シーズンで、15本塁打、20盗塁以上を4年連続で記録した史上初の選手になる」という。24日(同25日)現在、ロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手が14本塁打、27盗塁で同記録に迫っており、史上2人目になる可能性が高い。
“イチローの愛弟子”として脚光を浴びた24歳のロドリゲスは、今季102試合に出場し、打率.254、15本塁打、52打点、20盗塁、OPS.731の成績。打撃ではやや伸び悩んでいるものの、守備ではOAA(Outs Above Average)+6と高指標。俊足を生かしたリーグ有数の中堅手として活躍を続けている。
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Julio Rodríguez ties the game with an oppo blast 💥 pic.twitter.com/0T0NaI6a3y
— MLB (@MLB) July 25, 2025