【MLB】ドジャース、2日連続でリリーフが緊急降板する異常事態 故障者止まらず、GMついにトレード市場参入を明言「追加補強が絶対必要」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ドジャース、2日連続でリリーフが緊急降板する異常事態 故障者止まらず、GMついにトレード市場参入を明言「追加補強が絶対必要」

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【MLB】ドジャース、2日連続でリリーフが緊急降板する異常事態 故障者止まらず、GMついにトレード市場参入を明言「追加補強が絶対必要」
  • 【MLB】ドジャース、2日連続でリリーフが緊急降板する異常事態 故障者止まらず、GMついにトレード市場参入を明言「追加補強が絶対必要」

ドジャース大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地でのツインズ戦に「2番DH」で先発出場。9回の第5打席に4戦連発となる36号2ランを放ったが、試合は7-10で敗れた。

これで直近10試合は3勝7敗となり、失速傾向が止まらない。立て直しが必須の状況となっており、ブランドン・ゴームズGMが今夏の補強について言及した。

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■抑えのタナー・スコットがIL入り

先発した山本由伸投手は白星こそ付かなかったが、5回5安打3失点でまとめた。しかし、後を受けたリリーフ陣が耐え切れず、失点を重ねた。

チームにとって痛恨だったのは、2番手ベン・カスペリアス投手。3-3の6回からマウンドに上がった右腕は制球が定まらず、2四球と二塁打で無死満塁のピンチを招いた。さらに7番ロイス・ルイス内野手に押し出し四球を与え、あっさり勝ち越し点を献上。すると、マウンド上で右足付近を気にする仕草を見せ、緊急降板した。

前日の試合では抑えのタナー・スコット投手も9回に左腕に痛みを訴えて降板。一夜明け、左肘炎症で15日間の負傷者リスト(IL)入りが発表された。

すでに10人を超える投手がIL入りしている上に、2日連続でリリーフが緊急降板するという異常事態に直面し、ついに首脳陣もトレードの必要性を公言した。

同日取材に応じたブランドン・ゴームズGMは「夏のトレード期限が近づくと、相場はいつもとんでもなく高くなる。だからこそ、我々はオフシーズンの間にできる限りのことをして、補強を行ってきた」と、まずはチームのスタンスを説明した。

■「信頼度の高いリリーバー必要」

しかし、“野戦病院”と化した現状を前に「今後数日でどうなるか、状況を見極める必要はあるが、今は“追加補強が絶対に必要”というスタンスでいる」と本音を吐露。ポジションについては言及しなかったようだが、31日(日本時間8月1日)のトレード期限までに獲得に動くことを明言した。

米複数メディアは投手陣、特にリリーバーの補強が最優先になると予想し、次に外野陣(不振のマイケル・コンフォートの代役)がターゲットになると伝えている。

また、ゴームズGMに続きデーブ・ロバーツ監督も補強の必要性を強調。「リリーフ陣を強化する必要性は高まっていると思う。彼らを取り巻く不確かな状況を考えれば、当然そうなるだろう。信頼度の高いリリーフが必要であり、それがトレードで手に入れられるなら、我々はそれを実行するつもりだ」と訴えた。

大谷の4戦連発も空砲となったドジャース。ワールドシリーズ連覇を成し遂げるためにも、苦しい台所事情を解消するプランが求められている。

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