早田ひな、孫穎莎撃破で世界10位浮上の中国20歳にWTT注目「限界を突破した」 米で躍動の新星が日本勢ライバルの可能性 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

早田ひな、孫穎莎撃破で世界10位浮上の中国20歳にWTT注目「限界を突破した」 米で躍動の新星が日本勢ライバルの可能性

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早田ひな、孫穎莎撃破で世界10位浮上の中国20歳にWTT注目「限界を突破した」 米で躍動の新星が日本勢ライバルの可能性
  • 早田ひな、孫穎莎撃破で世界10位浮上の中国20歳にWTT注目「限界を突破した」 米で躍動の新星が日本勢ライバルの可能性

国際卓球連盟(ITTF)は15日、2025年第29週の世界ランキングを発表。「USスマッシュ」などのポイントが加算されており、順位に変動が見られている。

同大会で準優勝に輝き自己最高のトップ10入りしたのが陳熠(中国)。トップ選手を次々と撃破して快進撃を見せた20歳にWTT公式も熱視線を寄せている。

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■実力者を倒し殊勲の準V

世界ランク上位のトップ選手が名を連ねたラスベガス大会。陳熠のハイライトとなったのが3回戦からの戦いで、世界女王の孫穎莎(中国)に3-1で勝利を飾ると、準々決勝では早田ひな(日本生命)相手に0-3のビハインドを跳ね返しての逆転勝利。準決勝でも若手ナンバーワンサウスポーの蒯曼(中国)を4-3で下し、殊勲の準優勝となった。

7つランクを上げて自己最高の10位に急浮上した陳熠をWTT公式サイトも注目選手のひとりに選出。「ノーシードながらは今週を通して圧倒的な卓球を披露し、孫穎莎、早田ひな、蒯曼を破った」と快進撃に触れており、「世界ランキング1位の孫を破り、キャリア最高ランクを更新した陳はまさに限界を突破した選手だ」と初のトップ10入りを評価している。

日本最大のライバルである中国は孫穎莎、王曼昱らが中心選手としているなか、21歳の蒯曼の台頭に加えて陳熠がその争いに割って入った。分厚い選手層を誇る“卓球王国”のなかで、20歳の新星が日本勢の新たなライバルとして立ちはだかるかは注目となる。

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