
ドジャースの大谷翔平投手は31日(日本時間6月1日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたヤンキース戦に「1番DH」で先発出場。4打数2安打の活躍で18ー2の勝利に貢献した。
これでドジャースは5月の全日程を終えており、大谷は自己最多に並ぶ本塁打を記録。月間MVP獲得も視界に入る活躍を見せた。
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■メッツ千賀からは先頭打者弾
大谷は月間5本塁打を積み重ねて迎えた13日(同14日)のアスレチックス戦から3試合連続本塁打を放つと、24日(同25日)にはメッツの千賀滉大投手から先頭打者アーチを描くなど、再び3試合連発をマーク。1試合2本塁打を2度記録するなど、量産態勢を築いた。
大谷はこれでエンゼルス時代の2023年6月に記録した月間15本塁打に並んで5月を終了。例年は6月以降にペースを上げる傾向が見られてきた大谷だが、ドジャース2年目は5月にナ・リーグで本塁打王争いトップに立ち、メジャー全体でもマリナーズのカル・ローリー捕手やヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手らと首位争いを繰り広げる。
5月の月間成績を打率.309、15本塁打、27打点、OPS1.180で終えた大谷は、通算6度目の月間MVP獲得も視界に入る。フレディ・フリーマン内野手が打率.410、4本塁打、21打点OPS1.100と好スタッツで首位打者を独走しており、ドジャースのチームメイトがライバルになる可能性もある。
量産態勢を築いた5月に自己最多タイの本塁打を記録した大谷。はたして、日本選手最多を更新する6度目の月間MVPなるのか注目される。
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