
卓球の世界一を決める「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」は22日、女子シングルスの4回戦が行われ、早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)、大藤沙月(ミキハウス)が勝利しベスト8入り。日本女子が躍進を見せている。
そんな日本勢に対し、準々決勝で対戦の可能性がある中国の現地メディアも警戒を示している。
◆【速報/動画あり】早田ひな、中国選手撃破で2大会連続メダルに王手 世界23位・石洵瑶を4-2で下し大藤沙月に続き8強入り
■張本美は世界2位との対戦決定
日本は大藤がレア・ラコバッツ(クロアチア)、張本美がゾン・ジエン(シンガポール)にそれぞれストレート勝ちの力の差を見せつけると、前回銅メダリストの早田は同23位の石洵瑶(中国)と対峙。中盤の我慢の展開を4-2で競り勝ち、日本のエースとしての意地を見せつけた。
そんな日本勢に対し、中国メディア『捜狐』は早田戦を引き合いに出し警戒心を示す。石洵瑶の敗戦に対し、「彼女には国際大会で負けないことが求められていたが、この目標は現在の彼女には難しかった」と競り負けた展開に嘆きの声を挙げている。
そんななか、記事内で言及されたのが中国が誇るトップ2。「中国女子チームの中で対抗できるのは孫穎莎と王曼昱だけ」と世界ランキング上位で過去大会の優勝者に触れた記事内では、「王芸迪や陳幸同など他選手との安定感が違いすぎる」と第3、4シードの2選手と比べても孫穎莎、王曼昱の実力が抜きんでているとしている。
なお、張本美はすでに勝ち上がった王曼昱との対戦が決まっており、大藤も世界女王の孫穎莎と対戦の可能性がある。“中国対日本”の様相を呈してきた女子シングルスのメダルをかけた戦いには注目が集まる。
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