
ドジャースの大谷翔平投手が、ついに出版界にも進出――。愛犬デコピン(デコイ)を主人公とした絵本を共同執筆し、作家としてデビューすることが17日(日本時間18日)に分かった。大谷が自身のインスタグラムを更新し、発表した。タイトルは「Decoy Saves Opening Day(デコイ、開幕戦を救う)」となっている。
◆【実際の投稿】大谷翔平、愛犬デコピン主役で作家デビュー!可愛いイラストが描かれた絵本の写真をインスタグラムに投稿
■「デコイ、開幕戦を救う」
大谷はこの日、自身のインスタグラムを更新。芝生の上でカメラを見つめるデコピンと絵本の写真を投稿した。
絵本のタイトルは「Decoy Saves Opening Day」で、表紙は大谷とデコピンがマウンドで戯れるシーンがイラストとして描かれている。同作品は大谷とマイケル・ブランク氏による共著で、イラストはファニー・リーム氏の担当となっている。
出版元のハーパーコリンズ社は同作品について、「ドジャースのオールスター選手で、 MVPのショウヘイ・オオタニと、彼のかわいい愛犬デコイについて描かれた愛らしいデビューストーリー」とHP上で説明。
その上でストーリーについては、「デコイは新シーズンの開幕戦で始球式をするのが待ち切れない!スタジアムにはホットドッグがあり、これまで見た中で一番大きな“裏庭”が広がっている。そして、そこには何千人もの人間の友だちがいる。最高の1日になるはずだったけれど……。ああ、大変!デコイは家に“幸運のボール”を忘れてきてしまった!彼はボールを取りに戻り、手遅れになる前にスタジアムへ帰ってこられるだろうか?」と記し、あらすじを紹介した。
■チャリティーの側面も
現実の世界では2024年8月28日の本拠地オリオールズ戦で、デコピンが始球式に登場。ボールを加えたまま、マウンドから捕手役の大谷のもとへ一直線で走り寄り、見事な“ストライク投球”を成し遂げて大歓声を浴びた。
今回の絵本は、その始球式直前をイメージして描かれたストーリーのようで、早くも期待の声が高まっている。出版元のハーパーコリンズ社によると、発売日は2026年2月3日(米国時間)で、価格は21ドル99セント(約3300円)。すでに複数のオンラインサイトで予約を受け付けている。
また、今回の出版はチャリティーの側面もあり、大谷は保護犬と新しい家族の出会いに尽力する動物保護団体の活動を支援していくという。
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