【MLB】ヤンキース新加入の“魔球使い”が大不振、守護神から降格 地元メディアは精神面を指摘「注目度が比較にならない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ヤンキース新加入の“魔球使い”が大不振、守護神から降格 地元メディアは精神面を指摘「注目度が比較にならない」

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【MLB】ヤンキース新加入の“魔球使い”が大不振、守護神から降格 地元メディアは精神面を指摘「注目度が比較にならない」
  • 【MLB】ヤンキース新加入の“魔球使い”が大不振、守護神から降格 地元メディアは精神面を指摘「注目度が比較にならない」

今季からヤンキースにトレード加入した、守護神候補のデビン・ウィリアムズ投手が不振に苦しんでいる。開幕から14試合に登板、11回2/3を投げて4セーブを挙げたものの、防御率10.03で2敗を喫するなど結果を残せていない。早くも抑えのポジションから外され、正念場を迎えている。

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■現役トップの救援投手として高い評価

ウィリアムズは、2013年のドラフト2巡目全体54位でブルワーズに入団。23年には61試合で8勝3敗36セーブ、防御率1.53。最優秀救援投手に贈られる「トレバー・ホフマン賞」に選ばれた。昨季も背中の疲労骨折で出遅れたものの、22試合の登板で14セーブを挙げ、防御率1.25の好成績でブルワーズの中地区優勝に貢献した。

真横に回転しながら沈む決め球チェンジアップは、空気を捻じ曲げるという意味を持つ魔球「エアベンダー」と呼ばれており、絶大な威力を誇る。平均94.7マイル(約152.4キロ)のフォーシームとのほぼ2球種で打者を圧倒する絶対的なクローザーとして知られており、昨季12月にヤンキースへトレード加入。新守護神候補として大きな期待が寄せられていた。

■不運に見舞われた側面も……

ニューヨークのスポーツ専門チャンネル『SNY』は6日(日本時間7日)、ここまで開幕から14試合に登板、11回2/3を投げて防御率10.03と振るわないウィリアムズについて特集。不振の原因について激論を交わした。

有識者たちは、本来3割前後であるはずのウィリアムズのインプレー打率が.382と異常に高く、不運に見舞われた側面を指摘。一方で、フォーシームの平均球速が2マイルほど低下しており、三振が奪えていない点にも言及。不運と不調が重なった結果との見解を示した。

また、ニューヨークでのプレーは昨季までのミルウォーキーとは比較にならないほどプレッシャーが大きく、精神的な問題も影響していると分析。ファンからの信頼も薄れており、マウンドに上がった時点でブーイングされるなど、球場の雰囲気も悪くなっているとした。

ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、ウィリアムズを抑えのポジションから降格。同番組では、自信を取り戻すには「成功の積み重ね」が必要だと今後の巻き返しに期待を寄せた。

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