【MLB】ロバーツ采配ズバリ、3番起用のテオスカーが“CY賞左腕攻略”の逆転3ラン フリーマンとの打順変更が奏功 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ロバーツ采配ズバリ、3番起用のテオスカーが“CY賞左腕攻略”の逆転3ラン フリーマンとの打順変更が奏功

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【MLB】ロバーツ采配ズバリ、3番起用のテオスカーが“CY賞左腕攻略”の逆転3ラン フリーマンとの打順変更が奏功
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ドジャースは27日(日本時間28日)、米国での開幕戦を迎え、本拠地ドジャースタジアムでタイガース相手に5-4で勝利。トミー・エドマン外野手が先制弾、テオスカー・ヘルナンデス外野手が逆転3ラン、大谷翔平投手がダメ押しソロと効果的な本塁打が飛び出した。

これで東京シリーズのカブス戦を含めて開幕3連勝となり、チームはワールドシリーズ連覇へ向けて絶好のスタートを切った。

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■エドマン、大谷も本塁打を放つ

チームはエドマンのソロで先制。1-2とされた5回にはT・ヘルナンデスの3ランで逆転に成功。そして、1点差に迫られた7回、今度は大谷の2号ソロで突き放した。

先制、逆転、ダメ押しと勝負所でアーチをかけたドジャース打線。この日は3番にT・ヘルナンデスを入れ、4番にフレディ・フリーマン内野手を置いた。通常とは3、4番の並びを入れ替えて臨んだが、このラインナップが功を奏した形となった。

デーブ・ロバーツ監督は試合前、この変更について「私はこの並びを気に入っているんだ。“テオスカー税”みたいなもんでね。フレディと対戦する前に、(相手投手は)彼を乗り越えなければならない。テオスカーは左投手を得意としている打者だから、フレディを4番に置くことで、監督や投手にとって判断が難しくなるんだ」と話し、対峙したサイ・ヤング賞左腕タリク・スクーバル投手を攻略するための対策だと明かした。

この並びは、昨季9、10月にも左投手相手に5回採用。当時、ドジャースのキャリアで初めて4番に入ったフリーマンは「監督からは『プレーオフに向けて左投手が先発する時は4番に置きたい』と言われた。勝ちにつながるなら、問題ない」と語っていた。

■指揮官「安心して見ていられる」

3番に入り、逆転3ランを放ったT・ヘルナンデスは「スクーバルは本当に素晴らしい投手。真ん中にボールが来ることは、ほとんどない。今日は1球だけ甘い球が来て、それを打てた。運が良かった」と振り返った。

ロバーツ監督は「彼は前の打席で何があっても慌てたり、調子を崩したりしないんだ。彼が打席に立つと、いつも安心して見ていられるよ」と賛辞を贈った。

通常であれば、ドジャースのラインナップは「1番」大谷、「2番」ムーキー・ベッツ内野手、「3番」フリーマンとMVPトリオが並び、4番にT・へルナンデスが控える。しかし、この日は左右ジグザグ打線を捨ててまで、T・へルナンデスを3番に据えた。ロバーツ采配が機能し、最強左腕を攻略したチームはますます勢いに乗りそうだ。

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