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MLB公式サイトは27日(日本時間28日)、「25年の各チームトップのホームランバッターは誰になるだろうか?」と題した記事を掲載。米データサイト『Fangraphs』が算出した各球団の最多本塁打を予想している。
ヤンキースで名を連ねたのがアーロン・ジャッジ外野手。2024年はメジャー全体トップの58本塁打を記録した32歳には史上4人目の偉業達成の可能性がある。
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■大谷、鈴木誠也も球団別トップ
ジャッジはメジャーデビュー2年目の2017年に52本塁打を放ち、本塁打王と新人王をダブル受賞。さらに、22年にはロジャー・マリス氏が保持していたア・リーグの最多記録を超える62本塁打を放ち、初のMVPも受賞。さらに、昨季も58本塁打でドジャースの大谷翔平投手を上回るメジャー全体トップを記録して、2度目のMVPに輝いた。
現役最高のスラッガーの名をほしいままにしているジャッジだが、MLB公式が予想した今季の本塁打数は「49」。大台にはあと1本足りないものの、記事冒頭では「この予想は保守的な面がある」と低めに設定されていることが記され、昨季のジャッジも46本と予想されていたとしている。
期待がかかるのが4度目の50本超えで、メジャーの歴史において達成者は3人のみ。ベーブ・ルース氏、マーク・マグワイア氏、サミー・ソーサ氏が記録しており、ジャッジが歴代のレジェンドの領域に足を踏み入れるかは注目となってくる。
なお、発表されたリストにはドジャースの大谷が42本塁打、カブスの鈴木誠也外野手が21本塁打で日本選手2名も堂々と名を連ねている。そんななか、現役最強のスラッガーであるジャッジが50本超えを果たし、史上4人目として歴史に名を刻むことができるのか。
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