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国際卓球連盟(ITTF)は11日、2025年第7週の世界ランキングを発表した。混合ダブルスでは松島輝空、張本美和(木下グループ)ペアが6つ順位を上げ、8位に浮上している。
17歳の松島と16歳の張本美による次世代ペアが今年に入り、好成績を収め飛躍を遂げようとしている。
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■全日本選手権ではシングルスで飛躍
松島と張本美はユース年代でもコンビを組み、2021年の世界ユースU15で優勝。シニアの世界に舞台を移してもコンビを組み国際大会に参戦している。
「天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会」では松島が男子シングルスで優勝、張本美が女子シングルスで2年連続の準優勝を果たすなど、次世代のエース候補として飛躍を遂げるなか、1月の「WTTスターコンテンダー ドーハ」ではWTTシリーズを初制覇。また、「シンガポールスマッシュ2025」では2大会連続タイトルこそ逃すも準優勝し、世界ランキングも上昇させた。
松島はリザーブメンバーに終わったパリ五輪を経て2028年のロサンゼルス五輪への出場を目指しており、パリでは団体戦メンバーに選出され銀メダルに貢献した張本美も、次の五輪では主力級の存在への進化が期待できる。互いに選手として成熟していく過程で混合ダブルスでもどのような成長曲線を描くのかは今後にとって気になるところ。
ペアとしての本格ブレイクの兆しを見せる松島と張本美の“そらみわ”のふたり。次世代エース候補の17歳と16歳によるコンビのこれからにも期待が高まっていく。
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