ドジャースの大谷翔平投手は22日（日本時間23日）、本拠地で行われたエンゼルス戦に「1番DH」で先発出場。3回の第2打席に今季23号2ランを放った。
大谷の古巣エンゼルス相手に見舞った2戦連発（通算3試合連続）弾に識者は感嘆の声を挙げている。
◆【速報／動画あり】大谷翔平、3戦連発23号は右中間への驚愕186キロ 古巣相手に連日の一打、139メートル弾にドジャースタジアムは大熱狂
■打球速度も驚愕の186キロ
大谷はムーキー・ベッツ内野手の故障離脱以来1番を務めるなか、古巣エンゼルスとの2戦目でもその勢いを見せつけた。
3回の無死一塁で迎えた第2打席、大谷は相手先発ザック・プリーサック投手の3球目のスライダーを強振。打球角度24の当たりは、打球速度115.5マイル（約185.9キロ）、飛距離459フィート（約139.9メートル）で右中間スタンドへ吸い込まれた。
マルセル・オズナ外野手（ブレーブス）に2本差をつけてトップを走る大谷だが、現地記者が注目したのがその驚愕の飛距離。『オレンジ・カウンティ・レジスター』のドジャース担当、ビル・プランケット記者は自身のX（旧ツイッター）で6本塁打を放った大谷はこの1週間で450フィート（約137.2メートル）超えが4本目だとレポート。
また、MLB公式のサラ・ラングス記者は2015年にスタットキャスト（公式データ解析システム）が導入されて以降は、2018年9月のトレバー・ストーリー内野手、15年5月のジャンカルロ・スタントンが5本を記録しているとした。
メジャー史にも名を残す圧巻のパワーでドジャースをけん引する大谷。得意の6月にギアを上げてきたその打撃には引き続き期待が高まる。
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