【MLB】ロスに大谷翔平と富士山のコラボ壁画が登場、作品名は「L.A.ライジング」 リトルトーキョーの活性化に一役買う | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ロスに大谷翔平と富士山のコラボ壁画が登場、作品名は「L.A.ライジング」 リトルトーキョーの活性化に一役買う

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【MLB】ロスに大谷翔平と富士山のコラボ壁画が登場、作品名は「L.A.ライジング」 リトルトーキョーの活性化に一役買う
  • 【MLB】ロスに大谷翔平と富士山のコラボ壁画が登場、作品名は「L.A.ライジング」 リトルトーキョーの活性化に一役買う

ロサンゼルス市にある日本人街「リトルトーキョー」内に、大谷翔平投手の巨大壁画が登場。27日(日本時間28日)には作品の完成を祝い、お披露目の式典が開かれた。28日(同29日)にドジャースの本拠地開幕戦を控える中、新たな名所が誕生。米地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』など複数メディアが伝えている。

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■作者「壁画は人々や様々な文化を1つにする」

日系ホテル「都ホテル」の壁面に描かれたのは、大谷がバットを振り、ボールを投げる二刀流の姿。背景には富士山がそびえ立っている。作品は縦が約45メートル、横が約20メートルという巨大さで、ホテル10階分に相当する大きさだという。

手掛けたのは米国人画家ロバート・バルガス氏。作品のタイトルは「L.A.ライジング」となっており、製作期間は1カ月超。新型コロナウイルスの影響などで活気を失った「リトルトーキョー」が、大谷のドジャース移籍を契機に再び盛り上がってほしいという意味も込めたという。

「リトルトーキョー」の近くで育ったという同氏は「このプロジェクトは人々や様々な文化を1つにするための手段。ロス市民の誇り、文化的誇り、団結をテーマにした作品であり、この壁画が多くの文化の橋渡し役になってくれることを期待している」と話した。

■ホテル関係者「ドジャース移籍を聞いて興奮」

『ロサンゼルス・タイムズ』は、壁面を提供した「都ホテル」も取材。同ホテルのセールスマネージャーは「12月に(大谷が)ドジャースに入団すると聞いて、とても興奮した。彼ほど影響力のある人はいない。日本選手をサポートするために、日本のホテルとして何ができるだろうかと考えた」と振り返り、バルガス氏から「L.A.ライジング」というタイトルの壁画のアイデアを持ちかけられた時、ホテルの支配人たちは「やらない手はないだろう」と快諾したと明かした。

同ホテルは、すでに大谷を見るためにロスを訪れた日本人観光客を受け入れており、来月には「ゴールデンウイーク」が控えていることもあり、今後さらに客足が伸びると予想している。

また、近隣にラーメン店を構えるアジア系米国人の店主は「アジア系でトップに立つ俳優やアスリート、有名人はあまりいない。だから、同じアジア人であるオオタニが、そこに到達しているのを見ると、それだけで多くの人々を引き付けるし、人々のモチベーションを高めることになる。絶対に人々に夢を与える」と“大谷効果”を口にした。

大谷はプレー以外でも地域の活性化や文化の融合など、多くのことを背負っていることは間違いないようだ。

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(SPREAD編集部)

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