【丸亀ハーフマラソン2024】「1時間切り」の日本新記録へ 駒大・篠原と相澤世代の“プロランナー”が最有力候補の理由 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【丸亀ハーフマラソン2024】「1時間切り」の日本新記録へ 駒大・篠原と相澤世代の“プロランナー”が最有力候補の理由

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【丸亀ハーフマラソン2024】「1時間切り」の日本新記録へ 駒大・篠原と相澤世代の“プロランナー”が最有力候補の理由
  • 【丸亀ハーフマラソン2024】「1時間切り」の日本新記録へ 駒大・篠原と相澤世代の“プロランナー”が最有力候補の理由

4日、第76回丸亀ハーフマラソン2024が丸亀市で開催される。過去には1時間00分00秒の日本記録が生まれた高速レース。学生から社会人まで、オールスター級のランナーが記録更新に挑む。

ここでは、今大会に出場する選手の中から“日本新記録候補”と言えるふたりを紹介していきたい。

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ロードで無類の強さを誇る新キャプテン 篠原倖太朗(駒澤大)

丸亀ハーフマラソン2023でハーフマラソンの日本人学生記録を打ち立てた篠原倖太朗(駒澤大)が今年も参戦する。大学3年生を迎えた2023シーズンはメキメキと力をつけ、10000mで27分38秒66をマーク。1月の都道府県対抗男子駅伝3区では、10000mの日本記録保持者・塩尻和也(富士通)を抑えて区間4位に入るなど社会人に交じっても遜色ない成績を残している。

篠原にとって追い風となるのは、レースを引っ張る外国勢の存在。ハーフマラソンで1時間切りの持ちタイムがあるチャールズ・ランガット(ケニア)、アレクサンダー・ムティソ(NDソフトアスリートクラブ)に男子10000mの日本学生記録保持者・リチャード・エティーリ(東京国際大)が挑む構図が予想されるが、出雲駅伝2023、箱根駅伝2024といずれもハイペースで先頭を引っ張った外国人ランナーにピタリと張り付き一気のスパートで区間賞を獲得した。駒澤大学の通称“Sチーム”で日々トレーニングを積んでいることもあり“ハイペースがマイペース”になっているのだろう。

昨年は13km過ぎで先頭と離されてしまったが、当時との比較で経験値・持ちタイムともに比べ物にならない。駒澤大学の新キャプテンとして挑む今回、日本人初となる1時間切りの最有力候補だ。

相澤世代のスピードランナー 荻久保寛也(ひらまつ病院)

東京五輪2020で相澤晃(旭化成)、伊藤達彦(Honda)、青木涼真(Honda)など複数のオリンピアンを輩出した“相澤世代”。国内トップ級が続々と生まれる黄金世代のひとりである荻久保寛也(ひらまつ病院)も記録更新を虎視眈々と目論む。

前述のメンバーと比べると知名度ではやや劣るかもしれないが、第96回箱根駅伝予選会では伊藤に次ぐ日本人2位に入り、出雲駅伝2018では相澤に次ぐ区間3位。全日本大学駅伝は2年連続の区間賞獲得と、その実力は折り紙つきだ。昨年4月からプロランナーとして活動しており、アンカーを務めた都道府県対抗男子駅伝2024は区間3位。走ることに集中できる環境がさらなる進化を生んでいる印象を受ける。

ハーフマラソンの自己ベストは1時間00分43秒。2023シーズンは5000mで13分30秒13をマークするなど、ロードの強さに加えてトラックでスピードが磨かれている。今日の陸上界を席巻する“相澤世代”からニューヒーローが誕生する可能性は十分だ。

第76回丸亀国際ハーフマラソン2024は4日、Pikaraスタジアム南の国道11号をスタートし、Pikaraスタジアムをフィニッシュ地点とする21・0975 kmで開催される。10:35号砲予定だ。

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(M.Tahara)

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