【MLB】移籍市場席巻のドジャース、最後のピースは先発左腕か 専門メディアが問題指摘「山本由伸らローテ全員が……」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】移籍市場席巻のドジャース、最後のピースは先発左腕か 専門メディアが問題指摘「山本由伸らローテ全員が……」

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【MLB】移籍市場席巻のドジャース、最後のピースは先発左腕か 専門メディアが問題指摘「山本由伸らローテ全員が……」
  • 【MLB】移籍市場席巻のドジャース、最後のピースは先発左腕か 専門メディアが問題指摘「山本由伸らローテ全員が……」

大谷翔平投手の獲得を皮切りに大型補強を続けているドジャース。戦力は整ったように見えるが、専門メディアは先発ローテーション全員が右腕という点に懸念を示した。今オフを完璧に締めくくるために、先発左腕の獲得を促した。

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■スネルではなくルザルド獲得を推薦

10年総額7億ドルで大谷、12年総額3億2500万ドルで山本由伸投手を獲得したドジャース。続けてタイラー・グラスノー投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手ら大物を手中に収め、今オフの移籍市場を席巻している。

メジャー屈指のロースターを構成することは間違いないが、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は17日(日本時間18日)、1つの懸念を示した。同メディアは「先発ローテーションはヤマモト、グラスノーのほか、ボビー・ミラー、エメット・シーハン、ウォーカー・ビューラーの5人で構成される」と予想した上で、「全員が右腕。チームにはローテーションのバランスを取る左投手がいない」と指摘した。

FAになったクレイトン・カーショウ投手と再契約を結んだとしても、昨年左肩の手術を受けたエース左腕の復帰は夏場以降と見られている。

このまま開幕を迎えることを危惧した同メディアは、補強を提言。市場に残っている強力左腕といえば、サイ・ヤング賞受賞のブレイク・スネル投手を思い浮かべるが、記事はマーリンズのヘスス・ルザルド投手をトレードで獲得するよう促した。

ルザルドは武器である平均球速97マイル(約156キロ)のフォーシームのほか、スライダーやチェンジアップ、シンカー、カッターを駆使する剛腕。2022年シーズンは18試合に先発して4勝7敗、防御率3.32、120奪三振という記録だったが、昨季は32試合に先発して10勝10敗、防御率3.58、208奪三振と成長ぶりを見せた。

■大谷が戻る25年のローテ「完璧」

現在26歳のルザルドはFAになるまであと3年あり、今季だけでなく25、26年シーズンもドジャースのローテを支えることができる。来季は大谷も投手として復活する予定で、記事は「オオタニが戻り、ヤマモト、グラスノー、ミラー、シーハン、ルザルドらで構成するローテーションは純粋に力強く、完璧な組み合わせ」と期待を寄せた。

もちろん、トレードである以上、痛みを伴うことも覚悟。ドジャースはルザルドと合わせて救援左腕のタナー・スコット投手も獲得し、代わりに若手有望株のミゲル・バルガス内野手やディエゴ・カルタヤ捕手ら複数選手をマーリンズに送るという交換トレードを提唱した。

記事のタイトルは「完璧なオフシーズンを終えるためにドジャースが行うべきもう1つのトレード」。果たして最後にローテーションパズルを完成させて、オフを締めくくることができるか。まだまだドジャースの動きに注目だ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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