【MLB】「大谷翔平はスター性をもたらし、山本由伸は探し求めていた先発」ド軍専門メディアが“両獲り”に言及 2人合わせて1042億円も問題なし | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「大谷翔平はスター性をもたらし、山本由伸は探し求めていた先発」ド軍専門メディアが“両獲り”に言及 2人合わせて1042億円も問題なし

スポーツ 短信
【MLB】「大谷翔平はスター性をもたらし、山本由伸は探し求めていた先発」ド軍専門メディアが“両獲り”に言及 2人合わせて1042億円も問題なし
  • 【MLB】「大谷翔平はスター性をもたらし、山本由伸は探し求めていた先発」ド軍専門メディアが“両獲り”に言及 2人合わせて1042億円も問題なし

今オフのフリーエージェント(FA)市場で人気を二分する大谷翔平投手と山本由伸投手。米紙「ニューヨーク・ポスト」ジョン・ヘイマン記者によると、ロサンゼルス・ドジャースが2人の獲得を狙っているという。もし実現すれば、合わせて総額7億ドル(約1042億円)という大出費が予想されるが、果たしてどうなるか。メジャー屈指の人気球団がFA市場の中心となりそうだ。

◆大谷翔平を「もっとも必要としている球団」をランキング “争奪戦本命”ドジャースが10位に沈み、1位は……

■ヘイマン記者「ドジャースは山本が大好き」

球界屈指の名物記者、ジョン・ヘイマン氏の発言が波紋を呼んでいる。同記者は専門局『MLBネットワーク』に出演した際、「ドジャースはヤマモトが大好きだ。(大谷と)2人を獲得できるかもしれないと本気で考えているのは彼らだけだ。それは興味深いこと」と話し、注目を集めた。

ドジャースは大谷争奪戦において本命視されているが、先発ローテーションの改善が急務であることは衆目の一致するところ。右肘手術の影響により来季の登板が不可能となっている大谷より、本来であれば山本獲得を優先すべき状況となっている。

しかし、米スポーツ専門メディア『ブリーチャーレポート』は19日(同20日)のレポートで「確かに先発投手は必要だが、オオタニの登板を2025年まで待たなければならないということを心配する必要はない。ドジャースはオオタニと合わせて別の投手とも契約し、来季のマウンドをカバーすればいいだけだ」と記し、チームにとって先発投手の駒不足が大谷獲得の足かせにはならないと強調した。

そこで、浮上してきたのが大谷と山本のダブル獲得。最強DHとエース級を同時に迎え入れることができれば、ベストな補強であることは間違いない。しかし、契約の予想金額は大谷が総額5億ドルで、山本は2億ドルが必要とされている。合わせて7億ドル(約1042億円)となるが、富裕球団の1つに数えられるドジャースであれば支出可能と見られている。

■どちらか1人でも獲得できれば「成功」

人気2トップを同時に獲得するというウルトラCを歓迎したのは、もちろんドジャースの専門メディア。『Dodgers Nation』は22日(同23日)、「ドジャースが両選手の獲得を狙えば、ファンは球団が本気を出していると見なすだろう。球団がこのような動きをすることをファンは以前から求めており、好意的に受け止められる」と評価した。

その上で大谷については「チームにスター性をもたらす。24年は偉大なDHとして、そして25年からマウンドに戻る」と紹介。山本については「チームが探し求めていたトップの先発投手となり、彼を中心にこれから何年もローテーションを組むことができる。まだ25歳であり、成長する時間も十分にある」と称賛した。

同メディアは最後、「ドジャースは2人を獲得する有力候補と見られているが、獲得できるかどうかまだ分からない。しかし、どちらか1人でも獲得できれば、チームは将来に向けて非常に良い準備を整えたと言えるだろう」とまとめた。

山本は日本選手と同じ球団でも構わないと話しており、ニューヨークやロサンゼルスのような大都市チームでのプレーもOKだという。来季ドジャースで共闘する2人の姿を見ることはあるのか。日本のファンも常勝軍団の動きから目が離せなくなってきた。

◆大谷翔平の移籍先として「適さない6球団」を選出 相性の悪さ1位は… 米メディアがランク付け

◆「完全に理解不能」大谷翔平争奪戦からマリナーズ撤退報道に地元メディア憤り ド軍専門サイトは「競争相手が減る」と歓迎

◆大谷翔平が新天地に求めるものは…… FA市場最大のミステリーに答えた“盟友”ヌートバー「彼は史上最高になりたい」

文●SPREAD編集部

《SPREAD》
page top