【MLB】「ドジャースの大谷翔平を見ることはないだろう」専門メディアが争奪戦激化で弱気、行き先は不透明「狂乱が始まる」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「ドジャースの大谷翔平を見ることはないだろう」専門メディアが争奪戦激化で弱気、行き先は不透明「狂乱が始まる」

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【MLB】「ドジャースの大谷翔平を見ることはないだろう」専門メディアが争奪戦激化で弱気、行き先は不透明「狂乱が始まる」
  • 【MLB】「ドジャースの大谷翔平を見ることはないだろう」専門メディアが争奪戦激化で弱気、行き先は不透明「狂乱が始まる」

ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されている大谷翔平投手。16日(日本時間17日)には2021年以来2度目となるア・リーグMVPを受賞したばかりだが、一夜明けて米メディアの話題は再び新天地探し一色に戻っている。移籍先本命とされるロサンゼルス・ドジャースの専門メディアは弱気な論調となった。

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■「カブスが魅力的な契約準備」と警戒

米スポーツサイト『Fan Nation』は17日(同18日)、ドジャース特集ページ内で「ショウヘイ・オオタニの争奪戦においてドジャースの競争が厳しくなった」という見出しを付けて記事を公開。多くの球団が二刀流のスーパースター獲得を目指しており、「狂乱が始まる」と表現した。

記事は「ドジャースファンにとっては残念だが、ドジャースのユニフォームを着たオオタニを見るチャンスは訪れないだろう。というのも、ナ・リーグ中地区のチームが非常に魅力的な契約を準備しているそうだ」と記し、契約内容で後れを取る可能性に言及した。

その中地区のチームというのは、ここ数日で急浮上しているシカゴ・カブス。米スポーツメディア『ESPN』のジェフ・パッサン記者が関係者の話として「(FAになった)コディ・ベリンジャー外野手と再契約を結ぶよりも、オオタニと大型契約を締結する可能性の方が高い」と伝えたことや、別の情報筋も「カブスは日本のスター、オオタニに非常に魅力的なオファーを用意している。彼を“風の街”シカゴに連れてくるために真剣に取り組んでいる。カブスは本気だ」と話していることが、同サイトを弱気にさせる根拠となっている。

カブスは大谷がメジャー挑戦を表明した2017年、最終候補に残った7球団のうちの1チームであり、大谷サイドも好意的だったことが分かっている。

■「ブルージェイズがダークホース」

また、ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』も同日、「争奪戦にまた1チーム、積極的な買い手が現れた」とし、競争が激化している様子を伝えた。新たなライバルとして同サイトが指名したのはトロント・ブルージェイズ。記事は米スポーツメディア『The Athletic』の名物記者ケン・ローゼンタール氏が、ある球団幹部の話として伝えた「ブルージェイズがオオタニ獲得のダークホース」という見解を紹介。

その上で「確かに彼らのロースターには(ブラディミール・ゲレーロJr.内野手やボー・ビシェット内野手ら)オオタニを魅了する才能豊かな選手たちがいる。そして、球団はトロントのような国際市場でプレーする喜びをオオタニにアピールすることができるかもしれない」と警戒感を示した。

しかし、それでも大谷が勝利を第一に考えるなら「ドジャース以上に安定的に勝てるチームはない」とし、ブルージェイズはそれを提供できないと断言。争奪戦に発展しても競り勝てると見立てた。

ドジャース加入で決まりと思われていた大谷争奪戦だが、カブスやブルージェイズなどによる追い上げもあり、行方は不透明。本命vs.ダークホースが本格化しており、ドジャース専門メディアも警戒せざるを得ない状況になっている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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