中島啓太が大会新で今季3勝目「15番のイーグルが勝てた要因」 金谷拓実に1,952万差をつけ賞金争い逆転 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

中島啓太が大会新で今季3勝目「15番のイーグルが勝てた要因」 金谷拓実に1,952万差をつけ賞金争い逆転

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中島啓太が大会新で今季3勝目「15番のイーグルが勝てた要因」 金谷拓実に1,952万差をつけ賞金争い逆転
  • 中島啓太が大会新で今季3勝目「15番のイーグルが勝てた要因」 金谷拓実に1,952万差をつけ賞金争い逆転

国内男子ツアー第22戦「マイナビABCチャンピオンシップ」は5日、最終ラウンドが行われ、中島啓太がトーナメントレコードの通算24アンダーで、今季3勝目を挙げた。

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■勝負を決めた15番のセカンド

18アンダー、単独首位でスタートした中島。最終日も前半からスコアを伸ばした。

2番で幸先よくバーディを先行させると、続く3番でもバーディ。その後も5番から7番まで3連続でバーディを決め、一時前半だけで23アンダーまでスコアを伸ばす。

しかし、前半残り2ホールでこの日最大のピンチを迎える。

8番でティーショットを左のバンカーへ入れてしまうと、アプローチを寄せきれず、初のボギー。続く9番ではセカンドショットがフォローの風に乗ってしまい、グリーンの奥へ。左足下がりの難しいアプローチが残り、このホールもボギーとしてしまう。

前半上がり3ホールのうち2ホールでスコアを落とし、いい流れが切れそうだったが、後半11番でバーディを決め踏ん張ることに成功。

勝負を決めたのは15番のパー5。中島のセカンドショットは糸を引くようにグリーンへ吸い寄せられ、ピンハイ約3メートルほどのところに着弾。これをカップ右縁からしっかりと沈め、値千金のイーグルを決めた。

その後は戦略通りの安定したプレーを見せ、最終18番では会心のドライバーショットを披露。2オンに成功し、最後は惜しくもイーグルとはならなかったが、しっかりとバーディを決め、トーナメントレコードとなる通算24アンダーで今季3勝目。中島の獲得賞金も1億3,052万6,179円で金谷拓実に1,952万180円の差をつけ逆転に成功。賞金王へ一歩リードすることに成功した。

中島は「前半からスコアを伸ばすことが出来た。8番9番でスコアを落としてしまったが、それでも集中力を維持できた。」「15番のイーグルが勝てた要因なのかなと思いました。」とプレー後のインタビューで語った。

次は賞金総額も多い三井住友VISA太平洋マスターズが舞台。賞金王になるべく、負けられない戦いが続く。

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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)

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