【男子ゴルフ】セガサミーカップは12、16番がカギ、パー3巧者の“曲げない男”が今季初優勝を目指す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【男子ゴルフ】セガサミーカップは12、16番がカギ、パー3巧者の“曲げない男”が今季初優勝を目指す

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【男子ゴルフ】セガサミーカップは12、16番がカギ、パー3巧者の“曲げない男”が今季初優勝を目指す
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男子ゴルフツアー第11戦「長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップ」(北海道、ザ・ノースカントリーゴルフクラブ)が29日、開幕する。

本トーナメントには、現在賞金ランク1位の中島啓太、自身初の国内メジャータイトルを獲得した金谷拓実、関西オープンでプロ初優勝を飾った蟬川泰果、昨年の覇者である岩田寛、全米オープンで3日目にトップ10入りを果たした永野竜太郎など、国内のトップ選手たちが揃った。

ここでは、会場となるザ・ノースカントリーGCの特徴を紹介していく。

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■難関インコースのパー3を攻略できるか

北海道の大自然の中にある名門ザ・ノースカントリーGCは、日本で始めてのオールベントコース。高低差は約5メートルほどのフラットなコースであるが、スコットランドのリンクスコースのような強い風や、8つの池が絡むなど、攻略には明確なコースマネジメントが要求される。

フラットで障害物も少ないコースではあり、優勝スコアも例年20アンダー前後と、伸ばし合いの様相を呈している。しかし実際は、フラットで障害物も少ないがゆえに、例年4~5メートルほどの風が吹き、ショットの縦距離を狂わせてくる。

特に難易度が高いのがインコースのパー3。距離が長い12番と池が絡み風の影響も受けやすい16番は、毎年平均ストロークがプラス域となっている。

しかし、積極的に攻めればチャンスが多いのも事実。昨年も、金谷が初日の12番をバーディ、16番でエースを決めるなどで首位に立った。難関の2ホールは、積極的に攻めたものだけにバーディチャンスが巡ってくると見て良い。

今年も優勝スコアは20アンダー程度と見られ、パー5や短いパー4ではバーディが必須。それだけに難易度の高いパー3でいかにスコアを縮められるかが優勝するためには必要となってきそうだ。パー3での累計スコアやバーディ率を見ると、ハナ銀行インビテーショナル終了時点で稲森佑貴が両スタッツともにトップ。持ち前のショットコントロールで着実にバーディを積み上げていけば、優勝にも手が届く可能性は高い。

稲森は昨年のJAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIPを制して以降、優勝から遠ざかっている。日本一曲げない男が、北海道の名門コースを攻略できるか注目だ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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