復帰戦の武尊、難敵サグデンを5R圧巻KO パリの地で歓喜の“バク宙”披露「世界中を熱狂させたい」と今後に意欲 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

復帰戦の武尊、難敵サグデンを5R圧巻KO パリの地で歓喜の“バク宙”披露「世界中を熱狂させたい」と今後に意欲

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復帰戦の武尊、難敵サグデンを5R圧巻KO パリの地で歓喜の“バク宙”披露「世界中を熱狂させたい」と今後に意欲
  • 復帰戦の武尊、難敵サグデンを5R圧巻KO パリの地で歓喜の“バク宙”披露「世界中を熱狂させたい」と今後に意欲

元K-1世界三階級王者の武尊が24日、フランス・パリで行われた『Impact in Paris』のISKA世界王座決定戦で王者ベイリー・サグデンと対戦。試合は武尊が5ラウンドでKO勝ちし、王者に輝いた。

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■『THE MATCH』の天心戦以来の復帰戦

『THE MATCH』の那須川天心戦以来、約1年ぶりの復帰戦に臨んだ武尊が、フランスの地で日本格闘技界の強さを見せつけた。

第1ラウンド序盤は互いにキック中心の入り。リーチのあるサグデンに対し、武尊はローキック中心の攻撃でダメージを与えようと試みる。サグデンの圧力を前に警戒しながら、バックスピンキックやヒザで前に出て仕掛けていく。

第2ラウンドはサグデンが前に出てくる展開のなか、武尊は下がりながら攻撃を受ける場面も。それでも、ラウンド終盤にはコーナー近くでのヒザやパンチの連打で反撃に出た。

第3ラウンドもサグデンの手数の多い攻撃に手を焼きつつも、強烈な右フックを仕掛けるなど相手との間合いを詰めながらプレッシャーをかけ続ける。すると、強烈なミドルキックにサグデンがたまらずダウン。さらに、ハイキックでもダウンを奪い、KOも見えたところでゴングが鳴り試合は続行となった。

第4ラウンド、形勢を逆転させた武尊は、押し込みながら右のストレートや左のミドルキックなどで、攻撃を緩めずサグデンを仕留めようと攻める。それでも、粘りを見せる相手にスタンディングダウンを奪うが倒すには至らない。

迎えた最終ラウンド、いきなり武尊に減点のアクシデント。それにもめげずに連打を仕掛け4回目となるスタンディングダウンを奪う。さらにコーナーに追い込むが、ノーガード気味に対応するサグデンは倒れない。しかし、最後は強烈な左ハイキックでサグデンを遂にリングに沈めてKO勝利。復帰戦をKO勝ちで飾った武尊は勝利のバク宙を披露し、喜びを表現した。

武尊は試合後のインタビューで、「最高です。お客さんの雰囲気が日本とは違いました」と初めての海外戦についてコメント。「サグデン選手が強かったです。今までならKOできていたのが、できなかった」と粘りを見せたサグデンを称え、今後については「これから世界中にファンを増やして、世界中を熱狂させたい」と世界の武尊になることを宣言した。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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