【全米オープン】松山英樹は2オーバーの83位タイと出遅れも、上がり3ホールで“猛チャージの予兆” | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全米オープン】松山英樹は2オーバーの83位タイと出遅れも、上がり3ホールで“猛チャージの予兆”

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【全米オープン】松山英樹は2オーバーの83位タイと出遅れも、上がり3ホールで“猛チャージの予兆”
  • 【全米オープン】松山英樹は2オーバーの83位タイと出遅れも、上がり3ホールで“猛チャージの予兆”

PGAツアーメジャー第3戦「第123回全米オープン」(ロサンゼルスカントリークラブ・ノースコース/カリフォルニア州/7423ヤード、パー70)は15日(日本時間16日)、第1ラウンドが行われ、午前スタートのザンダー・シャウフェレとリッキー・ファウラーが、四大メジャー大会における1ラウンド最小スコアタイの8アンダー、62でホールアウトし、首位となった。3位タイには6アンダーでダスティン・ジョンソンとウィンダム・クラーク、5位タイには5アンダーでブライアン・ハーマンとローリー・マキロイがつけている。

日本人選手は石川遼桂川有人が1アンダーの25位タイ、永野竜太郎が1オーバーの56位タイ、松山英樹は2オーバーの83位タイでホールアウトした。

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■松山英樹は苦戦するも上がり3ホールは好感触

午後スタートとなった松山は、出だしからパットを決めきれずボギーが先行。3番でバーディを奪いイーブンとするも、スコアを伸ばせない我慢のゴルフが続く。5番ではサードショットが寄らず約6メートルほどのパーパットが残ったが、これをうまく沈めピンチを切り抜けた。その後は9番までパーで粘り、前半イーブンでバックナインへ。

後半は試練が続いた。11番パー3では、ティーショットが手前のバンカーにつかまるなどで痛恨のダブルボギー。13番でもセカンドショットの距離感が合わずボギーを叩き、一時3オーバーまで後退したが、その後はショットが復調。15番パー3ではティーショットをピン側約2メートルまで寄せ、この日2つ目のバーディを奪った。

その後は、難易度の高い上がり3ホールをパーで切り抜けることに成功。なかでも17番ではセカンドショットがガードバンカーにつかまるピンチにも見舞われたものの、バンカーから放ったショットは、ふわっと上がってベタピン。感触の良いパーパットを決めるなど、明日の猛チャージにつながる内容となった。

例年とは違い、初日から伸ばし合いの展開となった全米オープン。松山が上位争いに加わるには、明日猛チャージでスコアを伸ばす必要がある。初日は苦戦を強いられたものの、後半の内容は悪くない。明日午前スタートとなる松山の追撃はあるのか、注目したい。

■2日目の日本人選手スタート時間

なお、2日目の日本人選手のスタート時間は以下の通り。

※()は日本時間

1番スタート/12:15(17日4:15)/永野竜太郎、ベリー・ヘンソン(アメリカ)、ハンク・ルビオダ(アメリカ)10番スタート/8:24(17日0:24)/松山英樹、ブルックス・ケプカ(アメリカ)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)10番スタート/12:26(17日4:26)/桂川有人、ライアン・ジェラルド(アメリカ)、マイケル・ブレナン(アメリカ)10番スタート/12:59(17日4:59)/石川遼、ケビン・ストリールマン(アメリカ)、マチュー・パボン(フランス)

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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