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ボートレース芦屋「第50回ボートレースオールスター」(SG)は、23日から6日間開催される。本レースはファン投票によって選ばれた人気レーサーが集結することもあり大注目の舞台だ。
全国的にインが強い芦屋だが、特に初日は高配当の期待が持てる1日。ここでは、芦屋の直近3カ月コース別成績と1年間の平均配当を見ていく。
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■イン優勢、センター勢「まくり」警戒
芦屋は1コースからの1着率は61.5%と圧倒的イン優勢。2着率では、内枠の利をそのままに高い数字を残している。ただ、3着率を見ると2コースから5コースまで約20%となっており混戦模様。6コースの3着率は10.6%しかなく、芦屋の6コースは遠いと見られる。舟券を購入する際は、6コースを切っても良いが3着抜けで悔しい思いをしたくないのであれば「3着流し」が無難だろう。
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直近3カ月コース別成績、芦屋公式サイト参照の上作成
コース別決まり手では、3、4コースセンター勢の「まくり」が良く決まっている。芦屋は昨年、1Mのターンマークがスタンド側に移動された。スタートライン側から53メートルの位置から50メートルと短くなり、1Mと2Mのスタンドからの距離は10メートルから15メートルに広がった。わずかな差だが、インコースの選手がこれまでより斜めに走らなければならず1周1Mマイシロが減り、センター勢のまくりが増えてきている。
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芦屋平均配当、艇国データバンク参照の上作成
1年間の平均配当を見ると、1日目が8,510円と突出している。開催日初日は、モーターや水面状況、調整の方向性などが定まっておらず整備できていないレーサーが多い。モーターが弱いイン戦や中・外枠で気配の良い機に搭乗するレーサーがそのまま勝利することがある。特に「穴党」は初日のレースを注目すべきだ。
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文●舟橋廉(SPREAD編集部)